176回目
9月＆10月の韓旅（9/28～10/3)レポ
こちらの記事↓のつづきです。
9/29 9月＆10月の韓旅⑦大邱編④ 沙門津船着き場で念願の達城100台ピアノコンサート
3日目。
なう。でお伝えした通り、前日の夕方に当初予定していた
黒山島(ﾌｸｻﾝﾄﾞ）へのフェリーが欠航することが決まりました。
黒山島でSBSの撮影チームと合流することになっていたため、
急遽行き先を決定しなければなりません。
KTXや帰りのフェリーのキャンセル処理などをしつつ
1時間半ほど考えて、全羅南道の海南(ﾍﾅﾑ）郡にある
タンクッマウル（땅끝마을)に行くことにしました。
大邱から直接行けないので、光州(ｸｧﾝｼﾞｭ）でバスを乗り換えての旅となりました。
光州ユースクエア（総合バスターミナル）のフードコートにあるソンファジョンで朝食。
何回か利用したことがありますが、テンジャンチゲ（된장찌개 7,500ｳｫﾝ）がお勧めです。
海老や蟹、アサリなどの海鮮がたっぷり入っていて
美味しいんですよ。
光州からタンクッへ移動。
海南(ﾍﾅﾑ）郡は韓国最南端に位置する全羅南道最大の郡で、
北東部には山岳が多く、海岸線は島嶼も併せると302kmあり、65の島があります。
203.9㎡の干潟があり、塩田や海苔の養殖場があります。
大邱から5時間半かかって、ようやく タンクッマウルに到着。
バスターミナルというより道端(笑)
【땅(ﾀﾝ）＝陸地 끝(ｸｯ）=果て】の通り朝鮮半島の最南端にあります。
1530年に発行された新增東國輿地勝覽の万国経緯度では、
韓国全図の南側の基点をタンクッ海南県に取り、北は咸鏡北道の殷城(ｵﾝｿﾝ)府
(現 北朝鮮）に至ると記載されているそうです。
メム島（맴섬)と呼ばれる2つの島。
毎年2月と10月の各3日間だけ、島の間から昇る美しい日の出を見ることができるのだと、
観光案内所にいらした文化解説士の方が教えてくださいました。
↓海南のパンフレットに掲載されている写真
海苔を養殖している網が見えます。
海抜156.2mの獅子峰（ｻｼﾞｬﾎﾞﾝ）頂上にある展望台へ
モノレールで登ります(片道3,500ｳｫﾝ 往復5,000ｳｫﾝ）
売店では特産品である海苔やひじきなどを販売していました。
美しい海に浮かぶ多島海(ﾀﾄﾞﾍ）海上国立公園に指定されている島々。
展望台の下に「希望の始まり 初地（희망의 시작 첫땅)」のポールが。
朝鮮半島のことを三千里の錦繡江山（금수강산 ｸﾑｽｶﾞﾝｻﾝ）と呼ぶそうですが、
それは「朝鮮常識問答」の中で、海南（ﾍﾅﾑ）の南端からソウルまで千里、
ソウルから咸鏡北道 殷城(ｵﾝｿﾝ)までを2千里としているからなので、
タンクッはまさに朝鮮の起点だということです。
土を踏むと希望の運気が充電されると書いてあったので、何回も踏んでおきました(笑)
展望台の入場料は大人 千ｳｫﾝ。
莞島(ﾜﾝﾄﾞ）の青山島(ﾁｮﾝｻﾝﾄﾞ）など、数多くの島々を一望できます。
ここまでで2時間半も撮影が続いており、撮影チームは次のスポットに
移動しようと言ったのですが、ダメダメ！
最南端の塔にまだ行っていないんだもの。
ってなわけで、強硬的にタンクッ塔へ向かいました。
こここそが本当の朝鮮半島最南端の北緯34度17分32秒。
この先端で「タイタニック」をやりました(笑)
バス停留所まで戻ると、天日干ししたカタクチイワシを片付けている方たちが。
お話を伺うと、朝獲れたカタクチイワシを数時間干したものだそうで、
そのまま食べても炒めても美味しいのだそうです。
毎日このザルに100箱分も収穫されるんですって。
私が日本人だとわかると、アジュンマ（おばさん）2名がいきなり
「独島（竹島）は我が国のもの」と口を揃えて叫びだし、汗かきました(苦笑）
ちょっとだけザルに詰めるお手伝いをしながら、試食させていただいた煮干しは
とても柔らかくて香ばしく、本当に美味しかったですよ。
日が傾いてきましたが、もう一ヶ所観光に向かいました。
タンクッマウル(땅끝마을)
住所 海南郡松旨面松湖里山43-6(해남군 송지면 송호리 산43-6)
光州（광주)→タンクッ(땅끝)
ソウルからは東ソウルBT（동서울)→海南(해남)乗り換えでタンクッ(땅끝)へ
バス時刻表→ ★
タンクッ発時刻表
左は光州(ｸｧﾝｼﾞｭ 1時間50分）・海南(ﾍﾅﾑ 42分）行き/右は木浦(ﾓｯﾎﾟ 1時間50分）行き
<備忘録>
6：40 東大邱複合乗り換えセンター発→ 9:40 光州ユースクエア着(3時間 19,200ｳｫﾝ）
10:35 光州ユースクエア発→ 13:15 海南 タンクッマウルバス停着(2時間40分 16,500ｳｫﾝ）
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