176回目
9月&10月の韓旅(9/28~10/3)レポ
こちらの記事↓のつづきです。
9/30 9月&10月の韓旅⑨海南編② 美黃寺から見た多島海に沈む美しい夕景と海鮮三昧の夕食
4日目。
モーテルの傍にある姉妹食堂(チャメシクタン)へ。
ネットで見つけたアワビ豆もやしヘジャングッ(전복콩나물해장국 10,000ウォン)をオーダー。
こちらでも煮干しのおかずが付いてきました。
大きなアワビがまるまる一個。
こんな贅沢なヘジャングッ(酔い覚ましスープ)、見たことない!
アサリや豆もやしなどの野菜がたっぷり入っています。
カンジャンケジャンまで付いてきて
朝から海の幸を満喫しました。
姉妹食堂(자매식당 チャメシクタン)
住所 海南郡松旨面松湖里1167-3(해남군 송지면 송호리1167-3)
道路名住所 海南郡松旨面タンクッマウルキル56-8(해남군 송지면 땅끝마을길 56-8)
電話番号 061-532-3451
インタビュー&撮影を終えて、タンクッマウルから海南(ヘナム)の中心部へ移動。
海南(ヘナム)バスターミナルで大邱の韓友たちと合流し、
大好きな海倉(ヘチャン)マッコリの蔵元である
海倉(ヘチャン)酒造場を訪問しました。
海倉マッコリとの運命の出会いは、
今年の3月21日に大邱のワンタッ(왕탁)にて。
その時の記事→ ★
ソン・ミョンソプマッコリが切れていたので、
「他に甘くないマッコリは?」と尋ねたところ、
サジャンニムが勧めてくださったのが海倉マッコリでした。
もち米とうるち米の両方を使用、
お米の香りと風味を存分に味わうことができます。
甘味料不使用なのに仄かに甘いのは、もち米の甘さでしょうか。
まさにひとめぼれ、いや、一口飲み惚れでした(笑)
訪問には事前予約が必要ですが、ワンタッの社長が電話してくださいました。
海南(ヘナム)に定住した日本人により1927年に建てられた日本式家屋。
かなり改装されているので、ラベルにある写真と比べると
当時とは雰囲気が異なりますが、日本式家屋としての面影は残っていますね。
日本からの解放後、その息子さんによって1961年に酒造免許を取得。
一緒に働いていた韓国人が3代目を引き継ぎ、2008年からは現在の社長(サジャンニム)である
オ・ビョンイン氏ご夫婦が4代目として営まれていらっしゃいます。
たったお二人でマッコリの製造から配送作業までしていらっしゃるとは、驚きです。
海倉(ヘチャン)マッコリを開発なさったのはオ サジャンニムご自身だそうですよ。
こちらの部屋で、海倉マッコリにどっぷりハマっているというお話をさせていただくと、
試飲用のマッコリを出してくださいました。
海倉マッコリには、6度・9度・12度と3段階のアルコール度数の商品があるのですが、
6度でも十分美味しいのに、いきなり高級品である12度を出してくださったので
ビックリしつつも美味しくいただきました(笑)
私たちの飲みっぷりと海倉マッコリへの惚れ込み方が良かったのか、
遂に噂に聞いた未発売の18度も試飲させていただくことに。
市販品はもち米50%、うるち米50%の配合ですが、
18度はなんともち米を80%も使用しており、
市販品より長く30日間かけて熟成させているそうです。
米の香りが濃厚!っていうより、アルコールが濃い!(笑)
「マッコリのロールスロイスだ」
サジャンニムは胸を張ってそう仰いました。
まもなく発売開始となるそうですが、
「ソウルで飲んだら、1本20万ウォンはするだろう」と
「マッコリづくりにとって重要なのは、材料・水・そして美味しい空気」とサジャンニム。
そんな海南郡(ヘナムグン)海倉(ヘチャン)の自然の恵みを活かして
醸される海倉(ヘチャン)マッコリ。
マッコリ界の魔物と呼ばせていただきます。
井戸もある素敵なお庭も見学させていただきました。
海倉酒造場(해창주조장 ヘチャンチュジョジャン)
住所 海南郡花山面海倉里6-2(해남군 화산면 해창리 6-2)
道路名住所 海南郡花山面海倉キル1(해남군 화산면 해창길 1)
電話番号 061-532-5152
ホームページ→ ★
※見学には事前予約が必要です
海南総合バスターミナルからタクシーで12分(11,640ウォン)
または안호/송평行きバスで34分、해창バス停下車、徒歩4分
郡内バス時刻表→ ★
海倉(ヘチャン)マッコリは、ソウルなら大学路のトゥドゥ(두두)で、
大邱ではワンタッ(왕탁)で飲めます。
大邱の情報は↓こちら↓をクリック