去る2月20日に開催された毎日新聞社主催の第39回土門拳賞選考会(毎日新聞社主催)で、
20歳から50年間に亘り韓国の風土と人々を取り続けている藤本巧さんが選ばれました。
毎日新聞→ ★
受賞対象となった写真集
「寡黙な空間 韓国に移住した日本人漁民と花井善吉院長」(工房草土社)には、
明治時代以降に瀬戸内などの漁民が韓国に移住した浦項や釜山の村や、
ハンセン病患者の救済という名目で建てられた旧小鹿島慈恵医院において、
韓国人の民族性を尊重しながら治療にあたった2代目院長 花井善吉さんを
取り上げているそうです。
「今写真や映像に収めておかないと、なくなってしまう」
そうインタビューで話していらっしゃる藤本さんの想いは、
大変僭越ながら、私が韓国の地方を訪問しブログに記録を残している理由と
重なる部分があります。
受賞作品展は、4月14~20日に東京・ニコンプラザ新宿 THEGALLERY1で、
5月7~13日にニコンプラザ大阪 THE GALLERYで開催予定とのこと。
また、作品は山形県酒田市の「土門拳記念館」で8月28日~10月11日に展示された後、
同館に永久保存されるそうです。
写真集に掲載されている場所や関連地域を訪問した経験があるため、
ぜひとも作品展に足を運びたいと思っています。
(どうか中止になりませんように!)
慶南 統営(トンヨン)に今も残る岡山村を訪問した時の記事(2014年7月)→ ★
香川県を中心とした漁民が移住した慶北 浦項(ポハン)市
九龍浦(クロンポ)の記事(2014年10月訪問)→ ★
全南 高興(コフン)郡にある小鹿島(ソロクト)訪問の記事(2017年5月)→ ★
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