【ASUS PRIME H310M-E R2.0 レビュー】MicroATXマザーボードのスペックと設定手順

ASUS MicroATXマザーボード PRIME H310M-E R2.0のレビュー ハードウェア
この記事は約8分で読めます。

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

自作デスクトップPCのマザーボードをASUS(エイスース)のPRIME H310M-E R2.0にしました。

PRIME H310M-E R2.0は、MicroATXマザーボードです。

よりコンパクトなMini-ITXにしようかとも考えたんですが、組みやすさと拡張性を考えるとMicroATXの方がいいかなと。
(大して拡張しませんが)

そして、MicroATXマザーボードは1万円以下でも買えますが、Mini-ITXマザーボードの方は小さくなった分安いって訳でもないんですよね。

Bluetooth・Wi-Fiとか搭載されているものは2万円近くしますし…。

今回は、ASUS PRIME H310M-E R2.0のスペックを確認しながら、レビューしたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • 1万円以下のMicroATXマザーボードを探している
  • 低予算で自作PC・ゲーミングPCを組みたい
【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!

ASUS PRIME H310M-E R2.0のスペック

マザーボードの詳細・スペックを見ていきます。

基板上インターフェース・ソケット

ASUS MicroATXマザーボード PRIME H310M-E R2.0の本体

ASUSのMicroATXマザーボード PRIME H310M-E R2.0の主なスペックは、以下の通りです。

分類内容数量
フォームファクタ
サイズ
MicroATX
8.9×7.3インチ
(22.6×18.5cm)
CPUIntel LGA1151ソケット
チップセットIntel H310
メモリスロットDDR4-2666/2400/21332
拡張スロット・PCI Express 3.0/2.0 x16
・PCI Express 2.0 x1
1
2
ストレージ・M.2 Socket 3 with M Key 10Gb/s
 (type 2242/2260/2280)
・SATA 6Gb/s
1

4
フロントUSBUSB 3.1 Gen 12
サポートOSWindows 10 64bit

LGA1151ソケット、チップセットはH310なので、インテル第8世代・第9世代のCPUが対応しています。

僕は、第9世代のコスパ最強のCPU Intel Core i5-9400Fと合わせて使用しています。

購入後の初期状態のBIOSバージョンは「1006」でしたが、問題なく第9世代のIntel Core i5-9400Fを認識しました。

メモリの規格は、DDR4です。

合わせるメモリは、安定感のあるシリコンパワー製のものをチョイスしました。

【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!

10Gb/sのM.2ソケットもあるので、M.2のSSDも搭載可能です。

残念ながら2.5インチのSSDを使用しているので、今のところSATAポートしか使っておりません…。

背面インターフェース

ASUS MicroATXマザーボード PRIME H310M-E R2.0の背面インターフェース

また、背面インターフェースは以下の通りです。

背面インターフェース数量
D-Sub1
HDMI1
LAN (RJ45)1
USB 3.1 Gen 12
USB 2.02
オーディオ3
PS/2 キーボード1
PS/2 マウス1

ディスプレイ出力は、D-SubHDMIの2つです。

デジタルはHDMIだけで少ないですが、僕はASUSのファンレスグラフィックボードを合わせて使用するので問題なしです。

USBは、USB2.0より最大10倍高速なUSB 3.1 Gen 1を2ポート備えています。

フロントにも2ポート接続できるので全部で4ポートですね。

付属品

ASUS MicroATXマザーボード PRIME H310M-E R2.0の付属品
付属品
  • マザーボード本体
  • SATA 6Gb/sケーブル × 2
  • I/Oシールド × 1
  • M.2アンカー × 1
  • サポートDVD
  • ユーザーマニュアル(日本語)

ASUS PRIME H310M-E R2.0の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!

組み立てたイメージとイルミネーション機能

CPU・メモリ・グラフィックボードを挿入した状態はこちらです。

組み立ててから気付いたんですが、裏面の背面インターフェースのオーディオジャック付近にLEDライトが付いていて、通電すると光ります。

このLEDライトは、UEFI BIOS Utilityでオフにすることもできます。
設定方法は後述します。

ASUS UEFI BIOS Utilityの設定

ASUS UEFI BIOS Utility画面

ASUSのUEFI BIOS画面はUEFI BIOS Utilityと呼びますが、UIがすごい凝ってますね。

いつも味気のないコンソール画面のようなタイプを見慣れているので、むしろ味気のない方が見やすくて操作しやすくて好きなんだが…。

UEFI BIOS Utilityの起動は、PC起動時にF2またはDeleteキーを押します。

残念ながらBluetoothデバイスには対応していませんが、LogicoolのUnifyingレシーバー接続のワイヤレスマウス・キーボードは問題なく使用できました。

ASUS UEFI BIOS Utility画面の設定

UEFI BIOS Utilityは、F7キーでEzModeAdvanced Modeを切り替えます。

まずは、画面上の表示言語メニューで日本語表示にしておきましょう。

簡単設定のEzModeでは、ファンスピードコントロール(CPUファン・CHAケースファン)やEZ System Tuningなどが設定できます。

僕はEZ System Tuning省電力モードにしています。

ファンは標準設定のままで、使っていてうるさく感じればサイレントに調整しようかと思います。

ASUS UEFI BIOS Utility画面の設定(LEDライト)

詳細設定のAdvanced Modeでは、細かな設定項目があります。

先述の基板上のLEDライトをオフにするには、以下の設定を無効にします。

詳細 ⇒ オンボードデバイス設定構成 ⇒ LED Lighting

EZ System Tuningを省電力モードにすると、LEDライトも無効になるようです。

GPT/UEFIブートのWindows 10が起動できない場合

GPT/UEFIブートのWindows 10起動不可のメッセージ

GPT/UEFIブートのWindows 10がインストールされたディスクを使い起動しようとすると、次のメッセージが出て、起動できませんでした。

Reboot and Select proper Boot device
or Insert Boot Media in selected Boot device and press a key
ASUS UEFI BIOS Utility画面の設定(UEFIブート)

この場合は、Advanced Modeで起動デバイス制御をUEFIのみにすると、無事に起動できました。

起動 ⇒ CSM ⇒ 起動デバイス制御

起動後、Windows 10のハードウェア構成が変更になったので、ライセンス再認証が必要でした。

ちなみに、Windows 11のシステム要件にブートモードがUEFIであることが含まれているので、アップグレードする場合はこの設定が必要になります。

ドライバインストールとBIOSアップデート

ASUS公式サイトで、以下のドライバ・ソフトウェアをダウンロードしました。

ドライバ・ソフトウェア一覧
  • 【BIOS】PRIME H310M-E R2.0 BIOS 1007
  • 【Intel ME】MEUpdateTool V11.8.70.3626
  • 【VGA】Intel Graphics Accelerator ドライバ
  • 【オーディオ】Realtek Audio ドライバ
  • 【LAN】Realtek LAN ドライバ
  • 【ユーティリティ】AI Suite III Setup 3.00.55 PPSU
  • 【Chipset】Management Engine Interface
  • 【SATA】Intel Rapid Storage Technology ドライバーソフトウェア

特に、AI Suite IIIは重要です。

省エネ設定(EPU)やファンコントロール(Fan Xpert)も含まれていて、UEFI BIOS Utilityと同じように設定できます。

また、EZ Updateも含まれており、BIOSアップデートを行うのに必要です。

AI Suite IIIのEZ Update機能

BIOSアップデートの方法は、AI Suite IIIのEZ UpdateメニューでBIOSのファイル(CAP)を指定して更新すればOKです。

ASUS PRIME H310M-E R2.0 まとめ

今回は、ASUS PRIME H310M-E R2.0についてレビューしました。

まとめ
  • 1万円以下のMicroATXマザーボード
  • M.2ソケットやUSB 3.1 Gen 1など必要十分なスペック
  • UEFI BIOS Utilityやソフトウェアでハードの細かな制御が可能

という感じで、手頃な価格でなかなか使えるスペックのマザーボードでした。

ASUS PRIME H310M-E R2.0の詳細は、こちらのリンクからご確認いただけます。

【30日間無料体験】Amazonプライム会員なら配送料無料(一部除く)!
ハードウェア
\よかったらシェアしてね!/
えふめん

大阪在住、30代。
業務系SE・社内SE。

PCトラブルの調査、自作デスクトップPCのこと、PC周辺機器のレビューなどの記事を書いています。

えふめんをフォローする
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました