鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ヤジのこと

2019年11月12日 11時50分11秒 | 懐疑・猜疑・疑義

本文とは関係ないけれど、ねじれて倒れてなお咲くセイタカアワダチソウ

ラグビーW杯の興奮をいまだにテレビは引きずっているように見える。
とか言いながら、鳥瞰目線の私もニホンチームのトライシーンが映されるといつでも嬉しい。
親しくさせてもらっていた仕事仲間の先輩から聞いた話を思い出す。
彼はラグビーの盛んな有名高校の出身だけれど、自身はラグビーをやったことなど一度もないはずの細身だった。
母校後輩たちの試合観戦を楽しみにしていて、毎年花園ラグビー場に応援に行くと言っていた。
彼の高校は毎年一定程度の成績をあげていて、優勝候補常連でもあったのだけれど、ある時にもう観に行かないと言う。
選手の父兄と思われる人たちが試合中にヤジを飛ばすのだと、それがみっともなくて観る気も応援する気も失せたのだということだった。
鍛え上げた肉体がぶつかり合うゲームだけれど、厳格なルールがあり罰則もある中でのケガを承知の肉弾戦。
今だから思うに、審判と双方の選手達とが試合を作り上げていくという紳士的スポーツであればこそ、観戦にも暗黙のモラルがあって試合が成り立つのに、野球の試合で見られるようなヤジを飛ばす人たちがいたのが残念でならないということだったと理解した。
私はヤジを飛ばす雰囲気は好きではないので、野球はするのも観るのも好まない。
野球はスポーツニュースの好プレーと得点シーンのサワリを観るだけでいい。
野球は一瞬一瞬のスポーツでスタンドプレーを見せる競技だから、ラグビーとはかなり違うものなのだろうと思った次第。
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2 コメント

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がんばれベアーズ (sukebo)
2019-11-12 20:19:59

バッドワイザーを握りながら少年野球の監督が子供たちと一緒に栄光をめざす「がんばれベアーズ」を観た。
さすがアメリカ映画。不良少年たちが自由に大人と会話をする。タバコも吸うバイクも乗る監督はシャンパンが高いからと自分が飲むビールを子供に与えて祝杯を挙げる。

ピッチャーが打者に捨てぜりふを、試合中に取っ組み合いのけんかを、結果ではなく、みんなで戦うという意識をベアーズが実践する。不真面目ではあるが面白い映画だった。
「コンバット」のビッグモローが対戦相手の監督になっていた。

心に愛があればどんなに汚いヤジも相手を傷つけない・・・?

sukeboさんへ (とんび)
2019-11-12 22:13:38
sukeboさんは高校野球観戦が大好きで、
息子さんがやっていたから、少年野球に関わっていたのでしたね。

身びいきは仕方ないですね。(笑)

>どんなに汚いヤジも相手を傷つけない・・・?
そぎゃんこつはあり得ないでしょう・・よ!
ユーモアがあれば、まだ救いはあるでしょうけれど・・

>心に愛があれば・・
あー深夜放送の朝方の、聖パウロの言葉より・・ですか? なければ・・ですよね。
傷つけますよ。暴力です。却下です。

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