今年もRC航空ページェントに行きました!文化財保護の難しさについて

2020年02月05日

アニメ、スマホゲーム。「荒野のコトブキ飛行隊」のイベントに行ってきました! で思ったこと。


DSC_0024


先日、2020/02/01にアニメ、スマホゲームの「荒野のコトブキ飛行隊」のイベントに行ってきました!



DSC_0028
HORIZON_0001_BURST20200201140031166_COVER



正味、この手のイベントは初めてなのでどのくらいすごいのか分かりませんが、声優のトークショー。専門家の話、主題歌を歌った歌手のライブもあり、会場費や各種機材の設備費用や人件費などを考慮すると、この作品はヒットしていると言えるのではないでしょうか。


つまり、中島飛行機の知名度もじりじりと上がっているということではないでしょうか。


(ちなみに専門家のトークショーで糸川英夫さんの名前が上がりましたが、小山悌さんの名は上がりませんでした。専門家なので裏付けが確認できない話題は避けたのでしょう)


荒野のコトブキ飛行隊は「隼」が主役を張る作品なので。

HORIZON_0002_BURST20200201172000698


隼のプロペラが会場で展示されていました。半分欠けています。


説明が遅れました。このイベントは東京立川で行われました。かつて立川航空があった場所で、中島飛行機の飛行機をライセンス生産していました。そんなせいか「飛行機の街」として売りに出しています。


ゆるキャラも飛行機がモチーフでした。


「この作品がもっとヒットすれば、太田でできるかもしれんな」


と期待しましたが、交通費がネックです。人が呼べるかどうか難しく、太田市自身が「中島飛行機が生まれた土地」のような宣伝をろくにしていません。自治体の協力を得られるのは難しい所です。


敗戦とともに解散し、技術者たちは全国各地に散りました。「先祖代々」という人が少ないので、「地元が誇る武田信玄」のように語り継がれていません。「軍需産業」「国賊企業」「売国企業」と負のレッテルを貼られた時期もあったので、団塊の世代ぐらいの人に中島飛行機の話をすると好意的に話をする人は少ないです。

ま、そこは吾輩の中島飛行機小説で名誉を挽回してやろうかと思っています。


で、アニメ以外にも上記のように当時の飛行機の遺物が展示されており、私が構想(妄想)する「中島飛行機博物館」に活かせないかと考えましたが、やはりこの手の遺物は発掘された土地に残しておくことに意味があると思います。


大英博物館に展示しても意義がないでしょう。少なくとも立川の人は中島の遺物の保存に熱心だったようなので。

となると、東京の国立博物館で「日本の航空史の歴史」みたいなイベントで、日本各地の中島の遺物が一同に会したほうがいいのではないかと思いました。


実際、惑星探査船はやぶさの特集の時、日本各地から航空遺物を一時的に借りて展示していたので。


次、はやぶさ2が帰還したらそのイベントが期待できるでしょう。


それまでに中島知久平を主役にした本が出せればいいですが。





------------------------
このブログを応援していただける方はこちらの
アマゾンから買い物をしていただけると幸いです。
------------------------


人気ブログランキングへ

クリック、クリック


このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
今年もRC航空ページェントに行きました!文化財保護の難しさについて