ヨブ記16:1-2
『ヨブは答えて言った。
そのようなことを、私は何度も聞いた。あなたがたはみな、煩わしい慰め手だ。』
ヨブは潔白で正しく、神を恐れ、悪から遠ざかっていた人物として聖書に紹介された人です。
ずっと祝福されていたヨブがある日、とんでもない苦難に会いました。
子ども10人、すべての財産、そして健康までも失いました。
誰もが耳を疑うような苦難に会いました。
それを知った親しい友人3人はヨブを慰めるために来ましたが、彼らの口から出る慰めのことばは一つもヨブの慰めにはなりませんでした。
反対に煩わしいものになりました。
なぜヨブにはそれが煩わしいものになったでしょうか。
相手の立場に立った慰めではなく、むなしい慰めのことばを掛けました。
ヨブを責めることばを語り、自己満足でヨブを慰めていました。
そこには誠実さが欠けていました。
彼らの慰めのことばは、ヨブにとってはだんだん辛いものになりました。
それでヨブはこのように彼らに語りました。
ヨブ記21:1-4
『ヨブは答えて言った。
あなたがたは、私の言い分をよく聞け。これをあなたがたの私への慰めとしてくれ。
まず、私が語るのを許してくれ。私が語って後、あなたはあざけってもよい。
私の不平は人に向かってであろうか。なぜ、私がいらだってはならないのか。
私のほうを見て驚け。そして手を口に当てよ。』
苦しい時に人からの慰めをあまり期待しない方が良いです。
なぜならば時にはその慰めのことばが心をさらに苦しめる時があるからです。
ですから安易に人を慰めることがないように気をつけることです。
私たちの心を本当に慰めて下さるのは慰め主です。
主を見上げるならば、主から慰めが来ます。
【祈り】
主よ。人からの慰めを求める時がありますが、それも一時的で解決にはならないですね。
【聖句をノートに書きましょう】
-慰め-
- 第2コリント1:3-4
- 使徒の働き9:31
- 第2コリント2:7
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ヨブは答えて言った。
そのようなことを、私は何度も聞いた。あなたがたはみな、煩わしい慰め手だ。