こんにちは、今週の担当の荒木です。
今回は金融の話を少し…
皆さんもご存じの通り、中国武漢発祥の新型コロナウィルスが世界中に拡散しています。
1/28現在 4,000人超の感染者と100名を超える死者が確認されています。
このブログがアップされる頃にはもっと拡大していると思いますが、インフルエンザ同様に手洗い・うがい・マスク着用をして衛生管理に気を付けたいところです。
SARSが流行したのは2002年11月、中国南部の広東省で新型肺炎の患者が発生し、同年11月から翌2003年8月に中国を中心に患者数8,096人、うち死亡者数774人が報告されました(2003年末時点データ)
2003年の7月5日終息宣言されましたが、その期間約9か月、日経平均株価は9000円台から7000円後半まで下落し、ドル円は120円から104円まで下落しています。
その後はSARSの終息宣言から株式市場は上昇を続けましたが、今回の新型コロナウィルスが終息した場合に、現在の高値となっている24000円を突破するのは少々難しいように思います。
米国のNYダウは史上最高値更新とニュースで連日報道されていますが、今月も残り2日
30000㌦手前でチャートが示す表示次第では、調整の下落がやってきそうです。
物事には、動があればその反動がある。株式相場でも、人気が過熱気味で上に行き過ぎたときには、その後の下げもきつい。いわば、妥当と見られた水準を上向った分だけ、下げのときも予想をさらに下回ることになる。
どの指標を見ても、どう試算しても、これ以上株価が高くなるはずはないといってみたところで、現実に株価はこの予想を上回ってしまい、勢いがついているうちは行きつくところまで行かなければおさまりがつかない。
車の急ブレーキと一緒で止まらないもの。
逆に行き過ぎがあれば、その分の反動を覚悟しなければならない。
NYダウが上げすぎとするならば、反動のきっかけが必要となる。
今回の新型コロナウィルスの影響で、中国経済の失速も考えられるが、他にもドイツ銀行が破綻するという情報があります。
ドイツ銀行の負債総額は260兆円近くあり、2008年に破綻したリーマンブラザーズの4倍近い額になり、
破綻した場合はリーマンショックより大きい規模の金融危機が発生するでしょう。
ドイツのメルケル首相は「ドイツ銀行を救済しない」と明言していることから、破綻したときの世界へ与える影響は計り知れないものになりそうです。
リーマンショック時の金価格(ドルベース)を見てみると、2008年時の安値700㌦から2011年の9月には1900㌦まで上昇しています。
日経平均は14000円から7000円近くまで下落していることを考えれば、安全資産へ投資するのが良いでしょう。
何がきっかけになるかはわかりませんが、その日は近づいているかもしれません。
高校生の時に、親がニュースを見ていても意味が分からず、なんで毎日見ているのかと思っていたが、興味を持った事象だけでも毎日見続けていたら、結構面白くニュースの内容が自分の中で解釈できるようになりました。
きっかけは何でもよく、興味がわいた時に見たり調べたりするだけで知らない世界が少しだけ理解できます。
子供が「何で?何で?」と聞いてくる理由も納得!
何歳になっても新しいことを知るのは面白いですね♬
相場もその中の1つ。 いろんな場面で役立つので興味を持ってよかったなと…
さて、今後の相場はどう動くのか?
ステーキが食べたいので、○○が上昇することを期待しよう♪
それでは、また。
※あくまでも個人の見解です。投資は自己責任で。
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