婦人科に行く | ニートが親をなくす時

ニートが親をなくす時

突然父親が食道癌末期と告知を受けてからの事などをコママンガで描いていきます/2016.11.25
乳がんと卵巣全摘手術後の事などを描いていきます/2016.4.16

近所の婦人科に行きました。

乳がんの手術の事は言わないで

卵巣全摘で更年期障害がひどい話だけしました。

 

幸いというか先生はお年寄りで

私の声が小さいと看護師さんが大きな声で

耳元て繰り返して言うくらい耳も遠い先生でした。

これなら乳がんのことはごまかせるかもと

ずるい事を考えてました。

 

最初は血液検査で女性ホルモンの数値を調べました。

検査を受けて1週間後に行くと数値はほぼ0でした。

そこでジュリナ1日1錠と漢方薬を処方してもらいました。

 

ジュリナを初めて飲んだ時、何かが体の中を駆け巡るような

不思議な感覚があって

栄養ドリンクを飲んだらこんな感じなのかなとか

マンガやゲームに出てくるパワーの出る薬を飲んだら

こんな感じなのかなと思いました。

 

そして翌日から、驚くくらい何も感じない体になりました。

手術前の体と同じです。

どこにも違和感やしんどさのないフラットな自分

少し何かしただけでしんどくなってたのが嘘みたい

どれだけ動いても平気で、これなら何でもできそうな自分

そんな風に戻れたことがうれしくて

「やった!これでもうしんどい自分とはさよならなんだ

これからは前みたいにいろんな事ができるんだ!!」

と元にもどれたことに喜びました。

 

…1週間後

また胸の重みやしんどさがもどってきました。

どうやら元の女性ホルモンの数値までもどらないと

私の体は納得してくれないようです。

でもそんなのはもう無理です。

 

これからずっとこうなんだうか。

暗い気分で婦人科に行ってジュリナを1日2錠に増やして

もらいました。

頭はスッキリしてきましたが、しんどいのはそのままです。

ずっとこんなのが続くんだなー。

もうあきらめるしかないようです。