高速バスターミナルから地下鉄で安国へ移動。
昨年10月に訪れてからお気に入りのエリア、桂洞へオンマを連れて行くことに。
昨年秋に行われていた「桂洞 2018」のイベントは終了していますが、店頭にはまだ当時
使用されていた店主の方々のモノクロ写真が飾られているお店も多かったです
今回もやはり足が止まったのは↓「ワンッチャングシッタン」
この日は午後から結構寒かったんですが…
冷え冷えのマッコリ飲んじゃいます(笑)
季節的なものなのか?マッコリはシャーベット状ではなかったけど、美味しかった~
せっかくなので、こちらの人気メニューの大学芋も食べてみました。
日本のだと冷めると表面の飴がパリッと固まるものが多いですが、こちらのは時間が
経ってもとろ~んとしたままでした。
マッコリをいただいてお店を後にし、お向かいの写真館を覗く母娘(笑)
中を見学させていただくつもりでしたが、新婚さんかな?お写真の打ち合わせをされて
いたようなので、外から眺めるだけとなりました。
店内にあるお写真を見ていたオンマ、「ここの写真、いいわね~!おかーさんも今度
撮ってもらおうかしら?」って
その後、桂洞を南下してそのまま仁寺洞へ。
気になるお店に入ったりしながら仁寺洞キルをゆっくり1往復。
で、その時にとっても気になるお店を発見しちゃいました
何気なく立ち止まった時に目に入った↓この韓服を着た陶磁器のお人形
リヤドロやマイセンの磁器人形を思わせるような雰囲気。
表情やしぐさはもちろんのこと、このチマの立体感がとても緻密に表現されていて、
オンマと2人、しばし眺めてしまいました
「何?何?お店?ギャラリー??」と見まわすと、↓こんな案内版が出ていました。
オ・ジュヒョンさんという女性が作られている陶磁器の人形。
上の方を見てみると↓看板があり、その上にも人形が飾られていて
看板の別の側の上にも人形が飾られている~!!
ということで、他の作品も見てみたいと、2階へ上がってみることに。
(※店内のお写真はNGでした)
店内はあまり広くはないですが、四方の壁に磁器人形が並んでいて、ひとつひとつが
とても繊細で美しかったです。
王族の衣装をまとった王妃や王女(金の刺繍部分は本物の金を使って塗られている
とか!)、鮮やかなチマチョゴリ姿の妓生、真っ白いチマチョゴリをまとった女性、一般の
家庭の女性たち…と、本当に素晴らしい作品なんです~
店内入ってすぐのところには、王の即位式の様子かな?
何体もの人形が王と王妃を先頭に列を作って並んでいるところが再現されていて、とても
素敵でした。
ほとんどの人形は販売もされていますが、正直、とってもお高いです(笑)
店内で制作過程のVTRが流れていますが、1つの人形を作るのに1~2ヶ月はかかるという
のだから納得です。
店内ではゆっくりと見学させていただけるので、結構時間をかけて見させていただきました。
お店でパンフレットをいただきましたが、作家のオ・ジュヒョンさんは、梨花女子大の大学院
陶磁デザイン課、漢陽女子大学陶芸課を卒業。
旅行先のウィーンで見た人形に魅せられ、韓国では馴染みのない陶器人形の第一人者と
して、精力的に活動中。
朝鮮時代の宮廷衣装や伝統芸能衣装をまとった陶器人形を製作。
2017年秋には、大阪の「大阪韓国文化院」で、ガラス工芸作家のイ・ジェギョンさんと2人展
「ガラスと陶器人形の世界」を開催されたことがあるそうです。
気になる方は是非、仁寺洞にあるギャラリーへ行ってみて下さい
オ・ジュヒョンさんのInstagram(@coreadolls)でも素敵な人形を見ることができますよ
ギャラリーの住所 : ソウル特別市 鐘路区 仁寺洞キル 50-1 , 2F
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