しんこいわ | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

新小岩(しんこいわ)は、1899(明治32)年に総武鉄道の駅として開業した当時の国鉄「新小岩駅」に由来しているそうです。1909(明治42)に 国有鉄道線路名称設定により、総武本線所属となった「小岩駅(江戸川区)」「平井駅(江戸川区)」との間に設置されていた「新小岩信号所」を1928(昭和3)年「新小岩駅(葛飾区)」に昇格したそうです。開業当時の周辺地名は小松菜の名の由来にもなった「小松」であり、北陸本線小松駅との区別のために「下総小松駅」としましたが、周辺住民の要望によって信号所の名称「新小岩駅」となったそうです。1905(明治38)年発行の「東京府南葛飾郡全図」の地図には、「小岩停車場」「平井停車場」の記載はありますが「新小岩停車場」の記載はありません。

「小岩(江戸川区)」の名称は、『奈良東大寺の正倉院文書の中に、養老5年(721)の「下総国葛飾郡大嶋郷(しもうさのくにかつしかぐんおおしまごう)の戸籍があります。大嶋郷には、甲和里(こうわり)・仲村里(なかむらり)嶋俣里(しままたり)の3つの里があり、それぞれに集落がありました。その甲和里が現在の小岩と考えられており、8世紀には小岩に大きな集落のあった可能性あります。(江戸川区の史跡と名所/平成20年1月21日発行/江戸川区教育委員会)』とのことです。

新小岩は、東京都葛飾区南部にある地名で、「住居表示に関する法律」実施前は下小松町・平井中町などの町名で、現行行政地名は新小岩一丁目から新小岩四丁目となっています。新小岩駅(当時、国鉄。現JR東日本・総武本線)に由来し、昭和40(1965)年「住居表示に関する法律」の実施により下小松町の大部分、平井中町、奥戸新町の一部が新小岩1~4丁目に改められたそうです。総武本線の北側の行政上の町名は西新小岩(にししんこいわ)と東新小岩(ひがししんこいわ)です。新小岩1~3丁目、西新小岩1~5丁目、東新小岩1~8丁目の3つの区域の「世帯数」は「31,989」人口は「59,618」だそうです。(住民基本台帳による「葛飾区の世帯と人口」/平成31年1月1日現在)


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