こまつ | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

「新小岩駅」開業当時の周辺地名は小松菜の名の由来にもなった「小松」でした。『私たちの食卓ですっかりおなじみのコマツナ。漢字では「小松菜」と書きます。皆様はもうご存知でしょうが、それは江戸川区小松川の地名から付けられた名前です。…。どうして「小松菜」と呼ばれるようになったのでしょうか?それにはこんな言い伝えがあります。1719(享保4)年、将軍徳川吉宗が、鷹狩の際、香取神社(江戸川区中央4丁目5番23号 旧西小松川村)に立ち寄られました。 そのときの神主、亀井和泉が、これといって差しあげられるものも無かったので、餅の澄まし汁に青菜を少々いろどりにあしらって差し出すと吉宗公はたいそう喜ばれて、「この汁の菜をなんと申すか」と訪ねられました。返事にこまった神主に「それではここは小松川だから小松菜と呼べ」と命名したということです。…。』(江戸川区HP/なんで小松菜って言うの?より)

当時は「小松」「西小松川」「東小松川」の地名があり、「東小松川」「西小松川」との境には「小松川境川」が流れていました。ふたつの村だったところには、ふたつの「香取神社」がのっこっています。『香取神社(間々井の宮)(江戸川区中央4丁目5番23号 旧西小松川村)/旧西小松川村の鎮守です。この土地はもと道ヶ島(堂ヶ島)と呼ばれていました。伝えでは下総国の香取神社から経津主命(ふつぬしのみこと)の分霊を奉納しました。…。』『香取神社(江戸川区中央4丁目25番18号 旧東小松川村)/旧東小松川村の鎮守で、村社に列し、経津主命(ふつぬしのみこと)を祀っています。』(江戸川区の史跡と名所/平成20年1月21日発行/江戸川区教育委員会)

『小松川境川の由来/小松川境川は、東小松川村、西小松川村の境を流れていたことでこの名があります。東小松川(現、葛飾区東新小岩4丁目付近)より発し、蛇行しながら西小松川村と船堀村(現江戸川区東小松川付近)のさかいをとおって新川にそそいでいました。昭和30年代に入ってから休息に流域の都市化が進み、家庭排水が流れ込んで水質も悪化しました。しかし、下水道の整備により排水路としての役割を終え、再び親水公園として蘇りました。』(江戸川区の史跡と名所/平成20年1月21日発行/江戸川区教育委員会)
 

屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」地域文化を楽しんで〝地域社会の活性化〟に繋げるためのプレゼンテーションです。
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