ほんかくてき | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

梅雨前線がなかなか北上せずに、「九州北部・四国・中国・近畿」地方は、いまだに梅雨入りしていないようです。梅雨入りの平年平年値は、九州北部・四国地方(6月5日頃)中国・近畿地方(6月7日頃)だそうです。関東・甲信越地方も、まだ本格的な梅雨のジメジメ・ムシムシした暑苦しい気候になっていません。17日の夜は、梅雨の時期の雲も掛からずに、6月の満月「ストロベリームーン」を見ることができました。イチゴの収穫時期と重なることからこう呼ばれているそうで、他にも「ハネムーン」「ホットムーン」「ローズムーン」という呼び名もあるそうです。雨に濡れた姿が美しい紅白のアジサイや、ストロベリームーンを見ていると、16日の和菓子の日にちなんだ、あるものが食べたくなってしまいました。

『まんじゅうの起源は、中国の三国時代に蜀漢(しょくかん)(蜀地方を中心に劉備(りゅうび)の建てた国。国号は漢)の丞相(じょうしょう)となった諸葛孔明(しょかつこうめい)(181―234)が南征したとき、人間を殺してその首を神に供えれば戦いは有利になるとの進言を退け、小麦粉を練った皮で羊と豚の肉をくるみ、人頭をかたどって蒸したものを捧(ささ)げたのが始まりという。…。しかし酒まんじゅうが世に出るのは1461年(寛正2)の、本の字まんじゅう(駿河(するが)屋)以降で、14世紀の中ごろに元(げん)から亡命した林浄因(りんじょういん)のもたらした薯蕷まんじゅうが、一足早く名声を得ている。このまんじゅうの出現が、日本での菓子史の事実上の始まりともみられるのは、それまでの菓子が主食との判別がつきにくい性格であったことや、十字とよばれたもの、あるいは伝来当初の酒まんじゅうが、それほどに豪華な菓子ではなかったからであろう。…。一方、酒まんじゅう系も本の字まんじゅうに続いて、1635年(寛永12)に黒川円仲が御所に献上した酒まんじゅうをもって高名になった。これが虎屋(とらや)の酒まんじゅうであり、以後、塩瀬の薯蕷まんじゅうとともに、格式あるまんじゅうとして今日まで名声を二分してきた。…。[沢 史生](出典:日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)』

本日22日は、二十四節気の「夏至(げし)」です。夏至は、正午における太陽の高度が最も高く、昼間の時間が最も長い日になるそうです。夏至は、夏季の中間となる節気で、北半球では昼間の時間が最長で、影が最も短くなります。夏至以降は、冬至に向けて日が短くなっていきます。「冬至(とうじ/12月22日)」と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあるそうです。冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日に「タコ」を食べる習慣があるそうで、関東地方では「焼き餅」をお供えたりするそうです。


屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」〝地域文化を楽しんで次世代に遺す〟プレゼンテーションです。
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