わくせい | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

星空は、日々刻々とその姿を変化させことによって季節を感じさてくれます。太陽系は、八つの「惑星」によって構成されています。太陽の惑星「火星(Mars)」は「地球」のひとつ外側を周回し、約780日(約2年2カ月)の周期で地球への接近(会合)を繰り返しているそうです。「地球」と「火星」との距離は7,528万㎞(最接近時)だそうです。地球の軌道はかなり円に近い形をしていますが、火星の軌道は少しつぶれた楕円形をしているそうです。また、会合周期がちょうど2年ではなく2年2カ月であるため、「地球」と「火星」とが接近する位置は毎回ずれ、距離も大きく変わります。(最も近い位置での接近と最も遠い位置での接近では、距離が2倍ほど違うそうです)星空で「南」の方向に「赤く」光る星が「火星」です。「火星」は、二つの「衛星」を持つ、地球の約半分の大きさだそうです。冬の夜空では、明け方「南東」低い空に見ることができます。『●惑星:恒星の周りをまわっている星●衛星:惑星の周りをまわっている星』

『火星/地球のすぐ外側をまわる惑星で、金星に次いで地球に近づきます。地球の約半分の大きさで、二個の衛星をもっています。不気味なほど赤い色をして人を惑わせるところから、江戸時代の辞書「和爾雅(わじが)」に熒惑(ほのおぼし)、江戸時代の百科事典、「和漢三才図絵」には“わざわい星”と記されています。五行では南方にあたります。(宙の名前/林完次著/角川書店1999)牡牛座を行く火星』『五行(ごぎょう)/中国古代の世界観で、万物を構成し、天地の間に運行すると考えられた木・火・土・金・水の五つの元素。天では木星・火星・土星・金星・水星として運行し、地では木・火・土・金・水として現れ、人も五行から構成されているという』

「赤」といえば、福多屋の宇奈月銘菓「おもかげ」をいただきました。宇奈月は、富山県にある温泉地です。「おもかげ」は、こし餡を求肥で包み、紅白の薄種で挟んだ、黒部峡谷に楚々と香るしゃくなげを表した「第23回全国菓子大博覧会内閣総理大臣賞」を受賞した人気の和菓子です。福多屋は、宇奈月温泉の街ができた大正時代の末期ごろに創業され、温泉街の旅館で出す和菓子を作り、その歴史は宇奈月温泉の思い出のひとつにもなっているようです。「おもかげ」に添えられている栞には『宇奈月銘菓おもかげ/黒部峡谷は八千八谷(はっせんやたん)四十八瀬の世界的大渓谷にして、その奥には到る処(ところ)雪渓ありて盛夏と雖も消えやらず、万年雪のほとりに春風訪れる頃薄紅色に楚々と香る「石楠花(しゃくなげ)」の風情は真に豪宕(ごうとう)幽玄の秘境に現はれた女神群像とかまとうばかりにしてその気高き花の面影(おもかげ)こそは山峡を訪ねる人々に美しく忘れ得ぬ印象を惜しみなく與(あた)ふ。…(後略)』と記載されていました。


屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」〝地域文化を楽しんで次世代に遺す〟プレゼンテーションです。メインナビ(本画面上部)「Home」より、地域資源利活用研究会「ホームページ」をご覧頂けます。