まめ | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

明後日(3日)は「節分」です。節分とは、各季節の始まりの日「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日ことをいい、「季節を分ける」ことをも意味しているそうです。節分は「鬼は外、福は内」と唱えながら福豆(煎り大豆)を家の内外に撒いて、年齢の数だけ(もしくは1つ多く)豆を食べる厄除けになるといわれる行事です。「豆まき」の由来は『宇多天皇〔867(貞観9)年~931(承平1)年/第 59代の天皇 (在位 887~897)〕の平安時代、鞍馬山の奥の僧正谷という所に住んでいた鬼神が、都に乱入しようとしたので、三石三斗(約600リットル)の豆を煎って、鬼神の目をつぶして災厄をのがれたと云うことが始まりであると言われています。(話の大辞典より)』

「鬼は外、福は内」と声をかける、節分の「豆まき」には「大豆」を使うことが多いようです。『「昔も今も大豆ってすごい!!」/古代中国では、生命力の強い「大豆」を信仰の対象として、おまじないや占いに使っていました。弥生時代にわが国に伝わると、日本人も同じように厄除けに利用しました。節分は邪気を払って福を招く行事。鬼の目を打つ「魔目」(マメ)、鬼を滅ぼす「魔滅」(マメツ)といった語呂合わせも伝わっています。「大豆」の豊富な栄養にあやかって、「マメ(健康)で達者な」春を迎えましょう。(でん六/鬼打ち豆/年の数だけ幸せに!)』

「節分」の夜にその年の恵方(えほう/年神様のいる方角)に向かって、食べる「恵方巻」は「願い事」を想いながら無言で食べると、願いがかなうといわれています。昔からその年の健康を祈る縁起物として食べられていたそうです。(もともと関西地方が中心だったとか?)「縁を切らない」という理由から、「恵方(えほう)」を向いて切らずに食べる風習で、その年の幸運を招く方角に向かって食べるとのことです。今年の恵方は「西南西」の方角だそうです。


屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」〝地域文化を楽しんで次世代に遺す〟プレゼンテーションです。メインナビ(本画面上部)「Home」より、地域資源利活用研究会「ホームページ」をご覧頂けます。