きき | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

2019(令和元)年9月11日「魔女の宅急便」などの原作者として知られる、江戸川区ゆかりの国際アンデルセン賞作家、角野栄子(かどのえいこ)さんの作品の世界観とその功績を後世に継承し、児童文学の素晴らしさを発信する児童文学館「(仮称)江戸川区角野栄子児童文学館」の基本構想が発表されました。角野さんは幼少期から20代前半までを江戸川区北小岩で暮らしたそうです。国際アンデルセン賞作家賞は、児童文学のノーベル賞と言われているそうです。『基本構想で掲げる施設の目的は3つ。①「角野栄子氏の偉大な功績と、その物語の世界観を、区の誇る文化として継承し、児童文学の素晴らしさを発信していく」、②「子どもたち自身が自由に『本』と親しむ場をつくる」、③「イベントや体験を通して、子どもたちの想像力と創造力を育む場にする」としています。具体的な内容案について、①では角野さんの功績や資料を展示するとともに、角野さんが創作活動をする仕事部屋を模した空間をつくります。②では、角野作品をはじめ世界の児童文学作品の収蔵や、「魔女の宅急便」原作の「コリコの町」の雰囲気をイメージした読書室(添付イラスト)を設け、子どもたちが自由に本を選び、自由に読書ができる環境をつくります。③では、お話し会や工作などの様々な催しによって、豊かな感性を育む機会をつくります。なお、施設との調和を図るために、周辺の環境整備も行う予定です。(江戸川区プレスリリースより)』建設予定地は「なぎさ公園(江戸川区南葛西7丁目)」内で、2022(令和4)年に開設予定だそうです。withコロナの危機的時代となり、communication施設のあり方も随分と変わるのではないかと思われます。

「魔女の宅急便」のあらすじは『とあるのどかな田舎町に住むキキは、魔女の血を受け継ぐ13歳の女の子。「魔女として生きることを決意した少女は、13歳の満月の夜に魔女のいない町を見つけて定住し、魔女の修行を積むべし」という古くからのしきたりに従って旅立ち、海に囲まれたコリコの街に定住を決める。しかし、魔女の風習の残る田舎町と異なり、大都会である街の人々はどこかよそよそしく、キキはそんな人々の態度に戸惑いを隠せない。そんな中、グーチョキパン店のおかみ・おソノさんに出会い気に入られたキキは、おソノさんの好意でパン屋に居候し、空飛ぶ魔法を活かして「魔女の宅急便」を開業する。一生懸命に働く中、人力飛行機作りを目指す少年トンボと出会う。馴れ馴れしい態度で接してくる彼を不愉快に思いながらも徐々にキキはトンボと打ち解けてゆくが、思春期における様々な感情の機微ゆえに、なかなか素直になれない。そんなある日。キキは突然魔法の力を失う。空も思うように飛べず、ジジとの会話もできず、更に大切なほうきを折るというアクシデントに見舞われ、失意に落ち込んでしまう。途方に暮れる中、かつて仕事の最中に森の中で出会った絵描きのウルスラと再会したキキは、彼女の励ましを受けて少しずつ元気を取り戻していく。その後、過去にニシンのパイの配達を依頼してきた老婦人の家へ招かれたキキは、婦人から宅配を依頼された届け物が落ち込んだ自分を励ますためのものだったことに気づき、久しぶりに明るい笑顔を見せる。そんな時、飛行船『自由の冒険号』の離陸生中継を放映していたテレビが、突風に煽られ飛行船が暴走することを報じる。そしてトンボが飛行船のロープにしがみついたまま空中にさらわれてしまう光景が映し出された。無我夢中で現場へと急行したキキは、たまたま近くにいた掃除夫のデッキブラシを借り受け、必死の思いで魔法の力を奮い起こし、再び大空へと飛び出した。慣れないデッキブラシでの飛行に翻弄されつつ、すんでのところでトンボを助け出すことに成功する。こうして再び魔法の力を取り戻したキキは、街の人たちともすっかり打ち解け、今日も元気にコリコの町を飛び回りながら、宅配業に精を出すのだった。(出典: Wikipedia)』

『「魔女の宅急便」(まじょのたっきゅうびん)とは角野栄子による児童書(児童文学)である。宮崎駿監督によって1989(平成元)年に同名でアニメ映画化された。また2014(平成26)年、清水崇監督により実写映画化された(主演・小芝風花、詳細節参照)。シリーズ1作目「魔女の宅急便」は、主人公のキキが親元を離れ、知らない町で魔女として一人立ちする姿を描く。オリジナルは1982年から1983年にかけて『母の友』に連載された。その後シリーズ化されており、福音館書店から刊行されている。表紙画、挿画は第1巻が林明子、第2巻が広野多可子、第3 - 6巻は佐竹美保がそれぞれ手がけた。英語、イタリア語、中国語、スウェーデン語版も出版されている。2009年10月、最終巻「魔女の宅急便その6 それぞれの旅立ち」が刊行され、24年に亘って描かれた同シリーズは完結した。その後「魔女の宅急便特別編」として2冊が刊行されている。(出典: Wikipedia)』
 

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