はーと | 新小岩は 楽しいミュージアム

新小岩は 楽しいミュージアム

東京都葛飾区新小岩
地域文化を楽しみながら〝まちの活性化〟に繋げるプレゼンテーションです。

昨日18日、葛飾区新小岩では、南よりの風が強く吹き、気温もグングン上昇し「最高気温」が「33.4℃」になりました。11日以来1週間ぶりの「真夏日」になり「夏」が戻ってきたかのような暑さとなりましたが…。この数日「曇りがち」な天候が続き「最高気温」が「30℃」を下回る日が続いていました。本日の「最低気温」は「24.6℃(03:03)」した。朝晩の気温も下がり随分と「過ごしやすく」なってきました。本日の「日の出」時刻は「5:27」、「日の入り」は「17:43」の「昼間時間」が「12時間16分」です。22日の「秋分」に向かって「日の出」の時刻が、段々遅くなってきています。朝晩の「涼しさ」で「カツラ」の葉が、ほんの少しだけ「黄葉」してきました。

『カツラ(桂)/カツラ科カツラ属落葉高木/花期3~5月/カツラの木は、「古事記」に登場する。山幸彦が海神の女と会う場所が湯津香木であった。湯津香木はカツラのことである。さらに「万葉集」にも登場する。「向つ峰の若楓の木 下枝取り 花待つい間に嘆きつるかも(作者不詳 巻七・1359)」(向こうの峰の若いカツラの木の下枝を手に取り、その花の咲くのが待ち遠しく思う。美しい少女を我が下に置いているのが成人になる間が待ち遠しいことをカツラの木によせて詠んだ)。〝カツラ〟の由来は2説。葉が香料になることから、〝香(か)出(づ)ら〟。それが、カツラに。京都の葵祭の時、頭髪(鬘)にフタバアオイのほかにカツラの小枝も挿した。方言にもカモカツラの言葉があり、もっと古い時代から呪的に鬘に関わる木だからカツラの名前に。(樹木の名前/高橋勝雄、長野伸江、茂木透、松見克弥著/山と渓谷社2018)』

「カツラ」の葉は、直径3~8センチの「ハート」型で、しおれるとキャラメル、綿あめ、あるいは醤油煎餅のような匂いがします。新緑の頃にも微かに香るが、秋の香りはかなり強く、少し離れた場所にいてもカツラの木があることが分かるほどです。「カツラ」の別名には「醤油の木」「コウノキ(香の木)」「抹香の木」などがあり、乾燥させた葉で抹香を作るそうです。


屋根のない博物館(Virtual Museum)で「人が歩けば、活性化する」〝地域文化を楽しんで次世代に遺す〟プレゼンテーションです。メインナビ(本画面上部)「Home」より、地域資源利活用研究会「HOME PAGE」をご覧頂けます。