こちらの記事は、そのような方に対して書いています。
ごきげんいかがですか?
映画好き歴42年、ドラゴンクエストは1から9までプレイしている朝比奈宗平です。
よろしくお願いします!
さあ今回は、あの「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」をモチーフにした映画「ドラゴンクエスト ユアストーリー」を見たので、その感想をかねて、朝比奈なりに評価しました。
- ドラゴンクエスト・ユアストーリーの感想と評価
- ドラゴンクエスト・ユアストーリーが面白いと思った理由
- しかし「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」ではないのは事実
- ドラゴンクエスト・ユアストーリーを見てムムムと思った点
- ドラゴンクエスト・ユアストーリーと併せて見るといい映画
- ドラゴンクエスト・ユアストーリーを見て良かったこと
- まとめ
ドラゴンクエスト・ユアストーリーの感想と評価
ドラゴンクエスト・ユアストーリーの感想は面白い映画でした。
あ、断っておきますが忖度していませんよ。
公開当初、世間では賛否両論だったユアストーリーですが、今回中立的な立場で映画を見たところ、それほど酷いものではありませんでした(余談ですがDVDで見ました)。
確かに脚本にはマズイところがあるものの、物語のルールを忠実に守って作られていましたし、何よりキャストの方々の演技力が良過ぎてドンドン映画の世界に引き込まれたくらいです。
ドラゴンクエスト・ユアストーリーが面白いと思った理由
ドラゴンクエスト・ユアストーリーが面白いと思った理由は、下記のとおりです。
- 音楽がいい!
- 物語の構成はいい
- キャストがいい!
音楽がいい!
映画の初めから終わりまでBGMが流れています。
それも慣れ親しんだドラゴンクエストのBGMが!
やはり、すぎやまこういちさんの音楽はいいですね。
今さら朝比奈が言うのもなんですが、ただのゲーム音楽ではありませんね。
物語の構成はいい
物語の構成はルールが守られていて良いと感じました。
まあ、クライマックスまで「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」をなぞらえているので当たり前の話ではありますが。
改めて思いましたが「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」はいい話ですよね。
「ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁」を4回に分けて映画化すれば、すごいものができるのではないでしょうか?
キャストがいい!
この映画はキャストが良すぎますよ!
主人公役の佐藤健さんはもちろん、他の方々の演技は最高です!
このお二人の悪役ぶりに思わずイライラしてしまいました。
あまり声優以外の方のアフレコは好きではないのですが、本作を見て少し考え方が変わりそうです。
しかし「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」ではないのは事実
しかし「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」ではないのは事実です。
実は、このことに関しては公開前から予告で明かされていました。
- 予告のどこにも「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」の映画化とは言っていない
- 脚本が堀井雄二氏だとは言っていない
- 映画のタイトルも「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」ではない
- キャラクターデザインは鳥山明氏だが、絵はまったくの別物
このように一言も「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」の映画化とは言っていません。
つまり、この作品は「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」を題材にしていますが、全く別の作品だと予告で言っているのです。
そして、それを裏付けるように予告には「誰も知らない〈ドラゴンクエスト〉へ」というテロップが出ます。
そうは言っても、あの予告を見れば誰だって「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」を映画化するって期待しますよね?
ううむ、遠まわしに言い訳するなんて少しズルいやり方かもしれませんね。
初めから堂々と「この映画はドラゴンクエストV 天空の花嫁ではありません」と言った方が、もう少しドラゴンクエストファンの方々を味方につけれたように思います。
これは「飴をあげる」と言って梅干しを舐めさせるようなものです。
ドラゴンクエスト・ユアストーリーを見てムムムと思った点
総じて面白いドラゴンクエスト・ユアストーリーですが、ムムムと思った点はいくつかあります。
クライマックスはアベンジャーズ?
まず「クライマックスはアベンジャーズ? それとものび太の大魔境?」と思いました。
それくらいユアストーリーのクライマックスが、アベンジャーズ三作とのび太の大魔境に似ているんです。
- 空に空間の穴があく
- その向こうに大ボスがいる
- あるキャラクターが穴に向かう(中には入らないけど)
- 大ボスが自己主張する
- 仲間が加勢しにかけつける
- 仲間や世界がなくなる
題材は「ドラえもん のび太の夢幻三剣士」かも?
たぶんユアストーリーの題材は「ドラえもん 夢幻三剣士」ですね。
監督脚本の山崎貴さんは、映画ジュブナイルでどらえもんを題材として扱っていますし間違いないでしょう。
〇〇の機能で現実の〇〇が〇〇なる設定は夢幻三剣士の〇〇〇〇〇そのものですし。
山崎さんはドラえもん好きなんですね!
スラりんはドラえもん?
クライマックス以降のスラりんが、ドラえもんに見えてしかたありませんでした。
なんとなく頼りない主人公に助太刀して語りかける姿が、どうしてもドラえもん。
それにおっちょこちょいなところやドジなところ、そしてなんとなく頼りない主人公の姿は、まるでのび太のようでした。
うん、ユアストーリーの主人公はのび太がモデルかもしれませんね。
ドラゴンクエスト・ユアストーリーと併せて見るといい映画
ドラゴンクエスト・ユアストーリーと併せて見るといい映画を紹介します。
ドラゴンクエスト・ユアストーリーを見て良かったこと
ドラゴンクエスト・ユアストーリーを見て良かったことがあります。
それは下記のとおりです。
ドラゴンクエスト・ユアストーリーを見て、上記の作品がどれだけ面白い作品なのか再確認できました。
まとめ
下記は、ドラゴンクエスト・ユアストーリーがどんな映画かまとめたものです。
クライマックスまでの物語の構成はドラゴンクエストⅤを使っています。
題材は「のび太の夢幻三剣士」のアイデアを主に取り入れ、クライマックスでアベンジャーズシリーズそれぞれの印象的なシーンを取り入れているようです。
主人公のモデルはのび太、スラりんのモデルはどらえもん、大ボスのモデルはアベンジャーズのサノスと推測します。
そして、たぶん脚本の山崎さんが本作でやりたかったことは、脚本家トッド・フィリップス氏が映画ジョーカーで未だ明かしていないことと同じだと思います(両者の予告を見ると間違いないでしょう)。
以上で「ドラゴンクエスト・ユアストーリーの評価は面白いけど」を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
映画「ドラゴンクエスト・ユアストーリー」はユーネクストで視聴できますよ。