ついに10回目!本和菓衆@銀座三越のご案内。佐藤屋

11/9より/15の1週間、銀座三越さんにて開催の第10回「本和菓衆」のご案内です。
今回の佐藤屋は、すっかり定番となった「本わらび餅」と、旬な秋の味わいの栗などの菓子をメインにお持ちします。

気づけばなんと第10回。
日本橋三越さんでご長寿催事として名高い?「全国銘菓展」で出会った老舗の跡取り衆が、我が店のひいては業界の?将来への一石を投じようと日本橋三越の地下で、皆でギュギュっと集まって、今なら密と言われるの間違いなしな人口密度で始まった催事。

和菓子のアンとのコラボ企画での作中の菓子の再現や、その年ごとに各社が取り組む新たな取り組みには、たくさんのお客様からの応援をいただき、東京のみならず各地でのイベントも開催されるだけになりました。

コロナ禍でもへこたれずに続けさせてもらい、和菓子ばなれなんて嬉しくないワードでニュースになっても「何それ美味しいの?」で頑張れておりますのは、各地でそれぞれの店を応援していただくお客様と、都会で集結したメンバーを面白がってくれるお客様、皆様のおかげです。

回を重ねるごとに、それぞれのメンバーの色の打ち出し方にも特色が出てきまして、オシャレ最前線感のある洋菓子の会とはまた違った、渋さと新しさの振れ幅が楽しい会になってきていると思います。
佐藤屋的には、おせんべい界の怪人「田中屋せんべい総本家」さんのいつでも立ち止まることのない商品開発と定番化へのあくなき改善に刺激され、松江の大店ながら細かな目配りと安定の品質に加え、層の厚い職人さんたちとともに、独自の視点で新しさを提案してくれる「彩雲堂」さんから勉強し、伝統の完熟梅と寒天の菓子の新しさと面白さを、八代目の独特の感性で表現するスタイルを確立した一因と思う会です。
最近では、北海道の五勝手屋さんがスタイルガンガンに打ち出してきていて目が離せません!
他のメンバーもお一人ずつ面白さを提案していたら、長文過ぎてどうしようもなくなるので、またの機会に書くか、現場で一軒ずつご案内して回るといたします?!


ぜひ今年は、銀座三越さんへおいでをいただき、メンバーの「菓子にかける情熱」を感じていただき、ご自身の感性に従って「これだ!」と思う菓子をお求めいただけたらと思います。

それぞれの店から少しずつお求めをいただきまして、ご自身のお気に入りを見つけるのも良いでしょう。話を聞いて一番惹かれたお店の菓子をお迎えいただくのも良いでしょう。ビジュアル一択も有り。試食はごめんなさい、百貨店的にまだNGだそうです(涙

それぞれの店が、それぞれの時代ごとに評価をいただき、次世代にも残したいと思ってのお買い物という「投票」をいただいた事でもって、歴史を紡いできた老舗たち。
その跡取り衆(現実的にはほぼ皆跡継いじゃった衆ですが)が、今の皆様に問う「それぞれの店のこれから」を感じてもらうための会です。
無くなってから「大好きなお店だったので残念です」てのニュースでよく見ます。
それはきっと「いつでもきっとあり続ける」と思われてる「老舗への幻想」が招いた結果が多いと思うんです。

もしも皆さんが「和菓子面白いな」とちょっとでも思ってくださるのなら、ぜひご友人をお誘いいただき、僕らの菓子を見に来てほしいのです。
画面を通して、誰かのフィルターを通して「知ってるつもり」になった情報じゃない、自分の舌と目と頭で感じる「面白さ」を僕らなりの最大限でご提案します。
ライブはやっぱり最高です。皆さんと銀座三越でお会いできるのを楽しみに、まずは山形の日々をしっかりとやり遂げまして参ります。
きっと各地のそれぞれの店も、同じように気合を入れてます。
また今度、は無いかもしれない。銀座で会いましょう~!

なお、詳しい情報はこちらの銀座三越さんのサイトよりどうぞ!


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7/2は山形駅の「エキナカマルシェ」です佐藤屋

7/2(土)は山形駅「やまがたエキナカマルシェ」が開催されます。
改札口出ましたところ「東西自由通路」に店が軒を並べてのマルシェ。
佐藤屋のイベント限定「お菓子のみみシリーズ」がどどーんと登場します。
時間は10時より16時まで(佐藤屋は売切れ御免で開催)です。

佐藤屋のカステラのみみ

現在のところラインナップは、カステラ・乃し梅チョコ玉響(たまゆら)・水無月真行草(オーソドックスから変わりダネまでの水無月)・空ノムコウ・羊羹いろいろ・エンガディナ―の各みみシリーズ!
お気に入りの菓子から新しい出会いまで、みみだからこそなグッとお得なチャンスになります。
佐藤屋としては、みみの部分だって全力で美味しく作ったお菓子の一部。
以前は工場やお店の皆で食べられるだけは食べてたりしてましたが、SDGs的な観点が生まれる前から思ってた「もったいない精神」からも、いつも応援してくださる皆様にお得にお届けするのも佐藤屋らしかろう、とスタートしまして人気の取り組みに!

特に今回は、乃し梅チョコ玉響(たまゆら)のみみがおススメかも?!
夏場のお休みに入らせていただきます品ですが、おかげさまで6月涼しかったのもあってか、沢山のお求めをいただきました→みみも沢山出ました!
と言う訳で、数制限なしにお求めいただける感じになってますよ~

保冷バッグ持参でおいでを頂き、暑い日にひんやりさせてお召上がりいただきますと至福の時間かと?!
また、梅とチョコって本当に合うの?と怪しんでおられた方はチャレンジのチャンス!?
きっとこの面白さが伝わると信じてます佐藤屋です。

当日は私が店頭に立ちまして、佐藤屋の皆と一緒に販売をいたします。
販売が得意な訳ではありませんが、皆様とお会いしましてお話し、この夏も頑張る元気をいただけたら嬉しいです(決して手が早く動くタイプではないので、混雑時には温かく見守ってくださいますようお願いします)。

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6/15~/21玉川髙島屋さんにて佐藤屋八代目実演します~!

6/15(水)より/21(火)まで、玉川髙島屋さんの地下にて、全国各地の和菓子職人が集いましてのイベント「THE WAGASHI」に佐藤屋八代目も加えていただき実演をいたします~
詳しいご案内は玉川髙島屋さんのこちらのページより!
期間中は、山形から佐藤屋の仲間が送り込んでくれる伝統と革新系の菓子をはじめ、実演ならではで人気の本わらび餅、カキ氷機を持ちこみましての氷、金曜と土曜にはbarタイムも。
佐藤屋だけでも盛沢山の内容となっておりますところに、各地の名店さんの菓子が集い、最近ネットニュースなどで話題にされます「和菓子ばなれ」に真っ向勝負の企画です(笑

佐藤屋八代目のスペシャリテ本わらび餅

実演で人気の本わらび餅は、独特のコシと柔らかさが身上。
本わらび粉と水、砂糖を煉り上げまで集中して取り組み、そこから最後の肝となります「搗く」手数が加わることで、最近増えてきた「本わらび餅」の中でも、一味違った仕上がりに。
なお今回は、山形でのビールと料理と和菓子のペアリングイベント「blanc」から生まれました、ビールを練りこみどことなく洋梨の様なフレーバーも楽しめるタイプもチョイチョイ登場予定につき、御縁のある方はぜひどうぞ~

そんなビールの面白さをお伝えする新作も一つ登場!
「くるるかと」は、ホットでお出しする事の多い、チェリーの酸とスパイスの香りが楽しいビールを、黒糖の寒天にねりこみました。
赤ワインなんかにも良く合う独特の香りと酸、コクのある甘さが、お酒好きの味覚を刺激する通好みの仕上がりです。

菓子の話より酒の話が出てくる感もありますが、ダメ押しも!?
17(金)、18(土)は夕方17時からになるかと思いますが、カキ氷用のイートインスペースを使ってのbarタイムも開催。
酒と和菓子は自分にとってのライフワーク的になってきておりますが、日本酒からジンなどまで、そのまま召し上がっていただいても勿論美味しい和菓子を、ペアリングでもっと美味しく召し上がっていただく時間にできたらと頑張ります~

日中のイートインは、山形からカキ氷機を持ちこみまして、他のお菓子屋さんたちと共にカキ氷もお出しいたします。
横浜高島屋さんにて限定登場し、大好評だった乃し梅チョコ玉響(たまゆら)をイメージした、チョコシロップと乃し梅シロップのカキ氷も登場!
また、ワカタクでのご縁から生まれた、富山は引網香月堂さんのシナモンとカルダモンのシロップと、乃し梅のシロップのコラボ品「乃し梅シナカル」も登場が決定!

また、そもそもこのイベントがこの時期に行われますのは6/16の和菓子の日があるから!
と言う訳で、6/16には各店さんから限定菓子が登場予定。
佐藤屋からは、こちらも山形でのイベント「blamc」で生まれた、ホワイトエールを練り込んだ葛の笹包み「しらくに」が限定登場です。
葛の優しい甘さと香りに、ホワイトエール由来の柑橘の様な爽やかな香りが加わり、笹の香りと合わさることで、しっかり和菓子なのに新しい、そんな味わいに。
個人的にビール、和菓子の素材として可能性凄いと思っております!

思い起こせば8年前?9年前?
横浜高島屋産でのイベントにて、浜松の巌邑堂さん・富山の引網香月堂さんと三人での実演の機会をいただき、まだ菓子作りを始めたばかりの様な(京都での修業時代は生地や餡は作っても、包み方や仕上げなどはほぼやったこともなかったですw)自分は、若き匠なんて思い冠にビビりながらも、先輩お二人から沢山の刺激をいただきました。
そして、この期間中にご縁をいただいた各地の皆様と共に「若き匠たちの挑戦」通称ワカタクが立ち上がり、沢山の学びとチャレンジの場をいただきました。
何ならこのワカタク(いや三越さんの本和菓衆や松屋さんのバレンタイン和菓子チームも)の中で、最も恩恵を受けたと思っています。

そんな今の自分の「原点」ともいうべき三人がそろう久々のイベントであることも、玉川に伺う大きな楽しみの一つです。
今の自分の菓子作りに大きな影響を与えてくれたお二人の菓子は、素敵で美味しいものばかり。それぞれのスタイルが凄く出てる品々も、是非ご覧下さい!

また今回は、自分はメンバーの中では「大御所側」らしく(笑
自分たちにとってのワカタク的存在である「旅する和菓子」チームのメンバーを主とした若手の皆をはじめ、この企画をプロデュースする高島屋さんの名物和菓子バイヤー畑さんが、和菓子に携わる中で節目ごとに出会った、「これは」と思うお店の皆様と共に頑張ります。
この中ではどんな化学変化が起きるのか、そこもまた楽しみの一つにつき、ぜひ皆様お運びの際にはお時間余裕を持って、じっくり皆と話をして「和菓子面白い!」と堪能いただきたく思います!

ボチボチ一週間ぶっとおしの実演が、体力気力ともに厳しくなってきたな~と思った横浜高島屋さんでの山形展(こちらでの告知抜け気味申し訳ないです)でしたが、しっかりコンディション整えて、沢山の刺激と良いご縁を楽しみに上京いたします。
皆様の応援、本当に心からお待ちしております~

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仙台三越さんにて実演します佐藤屋~

4/13~/19は、仙台三越さんにて実演催事!
地下一階の福砂屋さんのお隣の実演厨房付スペースにて、最近は催事の定番となりつつあります「本わらび餅」はもちろん、オーダーメイドの「ねりきり」もご用意しまして1週間つきっきりにて頑張りますので、宮城の皆様宜しくお願い致します!

実演厨房付の催事スペースって、本当にありがたいものでして、IH調理機でわらび餅を煉ったり、夏にはかき氷を削ったり、使い方次第でいろいろできるのが魅力でして、毎回「何を作ろうかな~何が喜ばれるかな?」と考えるのも楽しみだったりします。

最近は、かなりの頻度でリピーターさんも増えてきてます「本わらび餅」と煉りきりの製造にかかっていますが、今回は「お花見時期」でもありますから、やっぱりこれも!

佐藤屋のクリームチーズ餡の桜餅「醍醐の桜」

クリームチーズ餡に大徳寺納豆がかくし味な桜餅「醍醐の桜」をお出ししますよ~
また、せっかくに道明寺やるならってことで、「栗」「ラム酒といちじく」のぼた餅も登場!

乃し梅はもちろん、乃し梅チョコ玉響(たまゆら)などの定番からネオ和菓子もそろえて、皆様のお越しをお待ちしております~
なお、オーダーメイド生菓子をご希望の方は「モチーフ、御来店日」などを佐藤屋の各種SNSやお問い合わせフォームからお知らせいただきましたら、間違いなくご用意が可能かと!わらび餅などのお取り置きも、前日までにお知らせ頂けましたら承ります。

今年の仙台のお花見のお菓子は「佐藤屋でど~ぞ~」です!

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TBS「ひるおび」で佐藤屋の菓子をご紹介いただきました~

3/17放送のTBS「ひるおび」の中で、佐藤屋が手がけます三省堂書店神保町いちのいち様の菓子「万華鏡」や、佐藤屋八代目の菓子づくりについてご紹介をいただきました。

【和菓子をちょっと自由に】をモットーにした菓子作りに興味をお持ちいただけたのこと。
本当にありがたいことでした。万華鏡の菓子は、三省堂書店神保町いちのいち様での限定販売ですが、番組内では「りぶれ」「頂」「空ノムコウ」などもご紹介を頂きました。

また、それに先立ちましてYahoo!ニュースの中でも万華鏡の製造風景、切りたての空ノムコウをご紹介いただきました。
まるで宝石! 山形の老舗和菓子店が作る菓子に8.4万人衝撃 「幻想的で神秘的」

こちらも大変な反響をいただきまして、特に空ノムコウのお取り寄せに関しましては、2か月ほどお待ちを頂く状況となっております。
きっかけは万華鏡の製造場面を投稿しましたTwitter。
日々の菓子作りにしっかりと取り組みながら、御覧をいただきご理解をいただく「伝える」ことにも取り組んでおりますが、何よりも日頃からご覧をいただき、応援してくださいます皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

山形で頑張りながら、地元のお客様のご愛顧をいただき育てていただいた佐藤屋。
その菓子、菓子作りの面白さをご存知いただきたくて始めたSNS。
今の時代に即して、こうあるべきとかたまる事なく【若い老舗】を目指して。
201年目の佐藤屋、頑張ってまいります。

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佐藤屋春の感謝祭です!

佐藤屋春の感謝祭、開催いたします~!
今回もやっぱり、お買い逃がしないように、お申込制も取り入れつつの開催!

チラシには「期間中ずっと」「ご予約限定」の別がございますが、ご予約いただけばどれも間違いなくご用意いたします~

お申し込みはオンラインSHOPから承ります。
https://satoya-matsubei.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2525951

お申込時にお支払もいただけば、店頭ではお渡しのみ。
(もちろん、その場で追加のお買い物も大歓迎ですw)

店内滞在時間を短くしたい方にもお応えしつつ、お買い物もちゃんとお楽しみ頂ける様に。
佐藤屋は、コロナ禍であっても、お客様と店が、お互いに安心できる取り組みを考えての商いをいたします。
まだまだ安心してお出かけどんどんな雰囲気には遠い山形の現状ですが、皆様の応援をいただいて頑張っていこうと思います!

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断じて恵方巻ではない!【ろーる】発売しました佐藤屋です。

節分と言いますと、なんだか最近は恵方巻の認知度がすごいですね~
お正月も終わるかどうかって時にはもう、色んなところで「恵方巻承ります」を目にします。
自分が子どもの頃にはきっと無かったはずですが、京都で修業中の時期に、お寿司屋さんから「海苔巻き」をいただいて初めて知った風習。
今ではコンビニさんの物凄い力の入れようで、一気に全国に広まった感がありますね。

もちろん節分のお菓子もありますよ佐藤屋。

そんな時期、色んなお菓子屋さんで「恵方巻ろーる」が出てるの、知ってます。
山形にだって、色んなお菓子屋さんにあるっての知ってますよもちろん。
で、佐藤屋でもこの時期に「生チョコろーる」「和栗ろーる」ありますよ、て告知を昨日位からしたわけでして。。。
当然「佐藤屋さんも恵方巻ろーる?!」って言われるであろうことは想像に難くないんです。「でも、恵方巻じゃないんですw」本当に、多分・・・

何となく、クリスマスにも作ったロールケーキ、好評だったし自分も好きだし。
お正月も落ち着いたし初釜少な目だし、バレンタインにはまだ早い。
だからお出ししてみます、佐藤屋のロールケーキです。
もう一度言いましょう自信なくなってきたけど「恵方巻ろーるではありませんからw」

【和栗のろーる】【生チョコろーる】【直火焼チーズ】など洋菓子類、出てます。
オンラインSHOPからお申込いただきまして、佐藤屋各店かお取り寄せにて~
こちらより、佐藤屋の洋菓子をご覧くださいませ~!

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【醍醐の桜】はじめました佐藤屋

【醍醐の桜】
粒の細かな京風の道明寺の桜餅の中に、クリームチーズ餡。
かくし味にちょっとした香ばしさと塩気のある京都の発酵食品「大徳寺納豆」をほんの少し忍ばせた【和菓子をちょっと自由に】の佐藤屋ならではの一品「醍醐の桜」はじめました。

チーズやバターの油分と香ばしさとの組合せは、グラタンやドリア、焼きおにぎりにバター、焼芋にバターなどなど、日本人なら思わず納得の取合せ。
桜葉の香りもハーブとして味わいを引き立ててくれる、新たな桜餅のスタンダードになるかもな菓子です。

そもそもの道明寺の粒感のある味わいや、厳選した桜葉の香りなど、オーソドックスな部分をしっかり求めていった上での自由な取り組み。
だからこそ生まれる菓子としての面白さが、今の佐藤屋を存分に表現してくれてるかと~?!

毎日、佐藤屋本店の工場で職人が手作りしお届けしておりますが、ご高評につき売切れの時間帯もございます。
お求めの際には、是非ご予約を頂きます様お願いいたします。お一つからでも承りますので~

季節ごと、いろいろの菓子を作れるのって楽しいもの。
和菓子屋さんほどに、季節ごとに品物の変わる場所ってあまり無い。
皆様もぜひ、ちょっと季節が進んだら店の中ぐるっと見回してみてくださいね。
特に暮れから正月、節分にひな祭り、間にバレンタインも挟む頃の和菓子屋さんはめまぐるしいですよ。

なお、先日ご案内をいたしましたモンテ応援お菓子セットのお求めも、引き続き承っております~!1月中には何とかしたい今季のスポンサード計画!是非応援を~

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モンテスポンサー継続へ。和菓子屋ができる事精一杯、佐藤屋。

さあ行こう、山形一丸!
モンテ応援菓子「頂」と佐藤屋の生菓子お楽しみ合わせて6個。
直火焼チーズケーキ、空ノムコウのみみをセットにして。
販売額3000円の中から3分の1の1000円を2022シーズンのスポンサード継続のために使う事を佐藤屋がお約束します菓子を発売しました!

菓子職人となります前からずっと、熱くモンテを応援し続ける八代目。
ずっと応援してくださるサポーターとしての同志のお客様のおかげで、モンテ応援菓子「頂」を筆頭に、たくさんのお力添えをいただき、海保理事長時代にはスポーツ山形21の正会員に。


そして昨年2021年、コロナ禍の中でも各地から応援のお言葉と共にお取り寄せをいただき、これまでを圧倒する「頂」の販売本数にお応えしてのブロンズスポンサーへの昇格を決断しました。
スポンサーCMがスタジアムで流れた際に、近くにいらっしゃったサポーターの皆様が拍手やお声がけなど、励ましと御礼のお言葉をくださったのに感激したのをハッキリと覚えております。

2021シーズンの頂の販売本数は1217本!
販売額の中から1本につき200円をクラブへの応援に使う事をお約束しておりまして、その金額が243,400円!
引き続き、2022年も熱く応援をしていきたいと強く思っておりまして、継続してブロンズスポンサーでいこうとおもっておりますが、もちろん先立つものが必要です。

街の商売人が、街の皆様の応援をいただき、その応援をまた街を代表するクラブにお届けする。
クラブを応援していくための一つの形として、小さな企業でもできるスタイルとしてクラウドファンディングなんてのが話題になる前から取り組みますこのスタイル。

もちろん「お菓子が好き!」のお気持ちからの御注文も大歓迎。
その上で山形の名を背負う「モンテディオ山形」をちょっと気にかけていただけるきっかけになり、いつか山形にご縁をいただけたりしたら最高です!

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わかぜ初市大成功御礼!

昨日1/10のわかぜ初市!朝からたくさんのお客様にお運びをいただきまして、10時のスタートからワイワイと、そして時節柄お互いに気を付けながら、楽しい時間とさせていただきました!
本当にお客さまがどれだけおいでをいただけるのか、不安のある中での準備でしたが、杞憂に終わるあれだけのお運びをいただき、感激で泣きそうになった初市でした。

当日朝は、旧大沼前にドーンと設置された工事現場用コーンの撤去を6時台にスタート。
軽い除雪も行いまして出店者の皆様をお待ちしておりました。
イベントそのものが少ない中で、なかなかご一緒できなかった「一緒に楽しんでみたい!」と思って声がけした皆様は、やはり朝来てくれる時から元気!
それぞれの準備のお手伝いなどもしながら佐藤屋の準備も進めていきますと、人が来てくれるのかなの不安もどこかに行ってしまう様な気分に。

それぞれのスタイルがはっきりしたお店はどれも目を引きますので、開店の10時より前からお目当てでおいでくださる方や、思わず足を止める方も。
そして10時を過ぎてまいりますと、佐藤屋七日町店は20人程の行列、旧大沼前も早くも静かな人だかりが~!

お昼前までは、七日町店の前にて行列の皆様にご挨拶をさせていただきつつ、色いろとお話をさせていただきます時間に。
このご時世ですので、一気にご入店をいただきますのは憚られますが、ただただ行列しながら待つだけの時間になっちゃうとトゲトゲしい気分にもなりますから、少しでも持ち前のトークで?楽しく順番待ちをしていただけたら良いなと思ってますし、何よりお客様と現場でお話できる時間って、普段工場や事務机、PCやスマホの前にいたんじゃ気付けない事がたくさんあるので大好きなんですよね。

お昼を迎えるころになりますと、何やら一気に人がたくさん!
どうやら文翔館会場への入場制限と待ち時間の多さもあってか、こちらの方へと流れたお客様もいらっしゃるのと、お天気良いし、まさか初市が中止になってるなんて思わずにおいでの方もwww

一時的にカオスな状態になりそうだった旧大沼前ではありますが、そこは良いお客様に恵まれまして、皆様それぞれ取れる形で距離とって、無茶はしないで品定め。
こういう「ヤバいかも?!」な時に、普段からお客様に恵まれてるな~と思ってますが、よりその思いを強くしてます。

気付いたら旧大沼前におっきな植物のオブジェができていて、その下で花を選び、楽しそうに花束を作ってもらいながらお話してるお客様や、ちょっと変わった団子木を前にして、それぞれの昔からのお正月の話を持ち寄ってるお客様。
にぎにぎしいのに、落ち着きのある感じは、いわゆるお祭系の出店者ではない、稼ぐのは当然ながらも「その奥」がある店ばかりだったからかもしれません。
そしてたくさんの「応援してるよ!」「またやってね」「いつも見てるよ」の声が、佐藤屋だけでなく、それぞれの店で聞かれる光景は、本気で感激しまして、ウルウル来てました(笑

気付けばあっと言う間だった一日。
一軒ずつお片付けもお手伝いし、積み込みが終わりお見送り。
最後にどでかいオブジェ作ってくれたナルさんの無事のお見送りまでして、見上げると旧大沼の看板。
数年前の一月のあの日に、目の前真っ暗な気分で見上げた看板も、まったく見え方違ってました。
皆から「あれ、どうなったんですか?」って言われても、ずいぶんとネタとして話せるようになったのはきっと、いつも応援して下さる方のおかげで、なんとか商いが続けていられるから(とはいえ、大沼破産閉店からコロナのダメージは甚大ですが)。

街はどこかの机の上で計画して、それに沿って何かするだけじゃあ「作れ」ない。
そこにいる人、関わる人が、それぞれのキャラクターを前面に出して、自らの現場から動き、その上で起きる事の繰り返しで「できてく」ものだと思います。

自分は将来も季節ごとの楽しみのある、ちょっと行ったら面白い。
自分たちのスタイルのある「街」が欲しい。
商いをしてる特権で、その「色」を出してく取り組みができる。

常に「次」を考え、今にも昔にも囚われず、マイナスの想いは引きずらず。
いつも「この指とまれ」で一緒に楽しんでくれそうな仲間と、それを構ってくれるお客さまのことを大切に、まだまだ頑張っていこうと思います。

まずは本当に良い新年「初市」でした。
景気の良い声をお聞きになった市神様もお喜びかと思います。
そして向かうのは「次」と日々の商い。
皆様の応援、何卒よろしくお願い致します~


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