3歳クラシック戦線が始まるこのタイミングで
2019 牡馬・牝馬クラシック番付
私的予想の最終版を発表して行っていこうと思います
2歳戦終了時点でのクラシック番付記事
前回番付記事に書いた通り、2月末時点で最終結論を出そうとしたんですが
今年ちょっと牡馬戦線が
ややこし過ぎないか?
と3歳戦を見ながら思ったので、先延ばしのこのタイミングでの記事UPに
なりました。2歳戦終了時点から約4ヶ月経ち、有力馬達の動向含め番付に
どれぐらい変化があったか、上位馬の簡単な考察含めご覧あれ
- 牡馬クラシック番付 -
横綱 サートゥルナーリア
前回記事同様に横綱にはサートゥルナーリアを。
ホープフルSからの直行ローテが色々不安視されている皐月賞ですが、直行
する事よりも未だ本馬が体験していない持続力の問われる展開になった時
にどれぐらい余力があるのかは未知数。それに比べると落ち着いた展開に
なりやすいダービーは能力発揮出来るだろうという前回記事通りの見立て。
大関 アドマイヤマーズ
前回記事からニシノデイジーを押しのけ大関に昇進。
共同通信杯では自分の持ち味を発揮し辛い小頭数のスローペースで逃げる
他なかった分ダノンキングリーに敗れたものの、距離延長に十分対応出来る
事を示せたので敗れて強しのレースだった。皐月賞本番は本馬に向く展開に
なりやすいので逆転も十分可能なはず。
関脇 ダノンキングリー
前回記事時点番付外から一気に関脇に昇進。
デビューから3戦無敗でアドマイヤマーズ相手に共同通信杯を完勝、スロー
の展開が嵌っただけではなく、前々走ひいらぎ賞は持続力もある事を証明
しているが、体型的にアドマイヤマーズ以上に距離不安を感じさせるので
1800m以上でパフォーマンスが上がるかは疑問符も。
小結 ヴェロックス
前回記事時点の前頭3から小結に昇進。
5戦3勝、敗れた2敗は体制整い切らず出走した野路菊Sと差しに回っての
競馬をした東スポ杯のみ。先行4番手ぐらいから粘り込む持続力タイプの
競馬では安定感はあるが、特別スタートが早くない馬なのでポジションを
取り行く事が春2つのG1レースで上手くできるかどうか。
- 牝馬クラシック番付 -
横綱 クロノジェネシス
前回記事からラヴズオンリーユーを押しのけ横綱に昇進。
前回記事で書いた通り阪神JFは出遅れで敗れたのみで、デビューから上がりの
脚も常に上位2位以内、気性的な不安も少なく距離延長でもパフォーマンスには
問題ないのでオークスでも能力発揮となるはず。クイーンCから桜花賞へ挑む事
がローテーション的な不安はあるものの上位争いする可能性は高い。
大関 ダノンファンタジー
前回記事からグランアレグリアを押しのけ大関に昇進。
デビュー戦ではグランアレグリアに完敗したが、そこから一気に体重を増加させ
G1を含む4連勝で成長を感じさせるが、未だ圧倒する様な力は感じられない。
気性的にも馬体的にも距離延長となるオークスは不安が大きく、G1を制した時
と同舞台の桜花賞の方がパフォーマンスは良いはず。
関脇 コントラチェック
前回記事時点で番付外から一気に関脇に昇進。
勝利を挙げている3戦の内容は優秀で、前で気分良く走る事が出来さえすれば
安定して能力発揮出来るが、そうでない場合の脆さも同居する印象。これまで
小回りの競馬しかしてきていないので、オークスの行われる広い東京コースの
長い直線を粘り切れるかどうかが課題だが、能力発揮出来れば上位争い。
小結 グランアレグリア
前回記事の大関から小結に降格。
圧巻のデビュー戦から重賞制覇、牡馬相手に果敢にG1挑戦も脆さを露呈する
形となり初黒星。気性的な難しさからか直行のローテは好感も朝日杯を見る限り
桜花賞の行われる阪神コース向きのタフさには欠ける印象。牡馬が相手では
なくなる分の前進は見込めるはずだが、勝ち負けには展開の利も必要か。
- NHKマイルC路線番付 -
前回記事同様にNHKマイルC路線番付に関しては、出走するかどうかすら
判らない部分が大きいので、出てきたら上位争いするだろうなと思っている
馬達を番付してみました
2019年の私的クラシック番付の最終結論はこんな感じになりました
今年は牡馬の上位馬がクラシックトライアルを使わずに本番へ向かうケースが
多くなり、皐月賞本番をやや混沌とした感じで迎えそうですが、直行組やトライアル
で敗れた馬が結果を出しそうかなぁと。牝馬に関しては能力を示している馬達が
順当に走るんじゃないかなぁという見立てです。
いよいよ目前に迫った、2019年クラシック戦線本番。
番付に記載した馬達の活躍を応援しつつ、どの馬がタイトルを獲得するかを楽しみ
に見届けたいと思います
他のPOGブロガーさんや、一口馬主ブロガーさん達の記事も
参考になる情報が多いので、是非、目を通してみてください