最後の記録 | 続・韓国留学で知り合った歳の差 国際結婚日記
 
 
書こう書こうと思いながら、思い出すと辛くなるからもっと後に書こうかと思ったけど、結局いつ書いても思い出して辛くなるのは変わらないと思うし、忘れてしまいそうなので(既に所々細かいこと忘れてきてる)、今のうちに書いてしまうことにしました。
 
たぶん、見返すことはないかもしれないけど、同じ病気の子や、もしもいつかまた犬を飼うことになった時、同じ病気になった時など参考にできたらと思い、記録を残しておきたく重い腰を上げました。
 
 
 
9月4日
 
HOOが北海道に出張に行った日。
 
少し前から、ちょこちょこ乾いたような咳を頻繁にするようになって、そのせいか食欲も少し落ちてたんですが普通に動いたりして元気そうでした。
 
でも心配だったので注意してグリの様子を見てたのですが、その日の夕方 いつもなら伏せして寝てるか、丸まって寝てるか、横になって寝そべってるのですが、伏せをしてる状態なのですが首だけずっとあげていたんです。眠そうなのですが。
 
 
その時の写真。

呼吸も注意してみると少し早いし、これは息が苦しいのかなと判断して、病院に連れて行くことにしました。
 
病院の時間が終わっていたので、救急になってしまいましたが、初めてではないので、HOOがいなくてもスムーズに受付したりグリの検査をしてもらったりしました。
 
担当の先生はいませんでしたが、検査結果を聞くとやはり、少し肺にまた水が溜まっていたようなので、利尿剤を投与して治療することに。
 
その間は酸素をしてもらうため入院することになりました。
 
多分、ずっとこんな感じで入退院を繰り返すんだろうなと思ってました。
 
入院が決まってから、一度グリと面会されますかと聞かれたんですが会ってまた別れるのが辛いし、そこまで状態は悪くは無かったので、とりあえず翌日面会に来るので大丈夫ですと言ってそのまま帰りました。
 
 
 
 
9月5日
 
翌日の12時から面会が可能なので早めに行って待機してました。
 
面会は、入院室(檻の中)だと10分のみ、面会室(個室)だと30分できるんですが、グリの状態がそんなに悪くはないと思ってたので面会室で会えると思ってたら、入院室に案内されました。
 
不安。
 
 
入院室でグリは大人しく、ただじーっとしていました。
 
HOOに写真を送るために何枚か写真を撮ったりしてましたが、立ったままグリを眺めることしかできず、後ろで他の犬たちの世話で忙しそうにしている先生たちがいるし、入院室での面会はすごくいづらい。
 
グリもなんかしんどそうですごく心配で、早く家に連れて帰ってあげたいと思うばかりでした。
 
 
その後、担当の先生とお話したのですが、腎臓の数値はそこまで悪くはないし、前ほど肺に水も溜まってはないからそんなに長く入院はしなくても良さそうだから心配しないでも大丈夫と言われたのでその言葉を信じ安心してました。
 
前は腎臓の数値もかなり悪かったし、肺水腫も酷かったけど、無事に退院して驚くほど元気になったから。
 
 
なので、そのまま私は車でソウルへ行き、用事を済ませてからまた午後の面会しに病院へ向かいました。
 
 
極力間が空きすぎないように、午前中の面会は1番最初に、午後の面会は終わるギリギリの時間にいくようにしてました。
 
 
 
この時は面会室で会うことができました。
 
先生に聞いたら、ずっと伏せして寝てるというので顎を置けるように小さいハンカチを顎の下に入れてあげました。
 
起き上がったら重さがあるから心配だけど・・・
 
 
 
この時は酸素だけしてましたが、グリの手がパンパンになってて、こんな小さな体で可哀想に・・・
 
嫌がること(採血や点滴・レントゲン・輸液など)沢山されて辛いと思います。
グリにとって本当にこれで良いのかって思ったりして私もすごく辛かった。
何度も何度もごめんねって言い続けました。
 
でも、前にもこれで良くなったし・・・・大丈夫!またきっとすぐに良くなる!って言い聞かせてました。
 
この時はまだ少し元気そうだったんですが、帰るときに立ち上がったら、なんとグリが座ってた太もものところが濡れてて(デニムがシミになってて)、グリがおしっこをしていたみたいなんです。
いつしたのか全く気づかなかったです。
 
匂いがほぼなかったのでおしっこかどうかその時は良く分からなかったですが、輸液してるとおしっこも薄くなり水みたいなので、多分、いや絶対に我慢できずにおしっこしてしまったんだと思います。
 
こんな事って普通のグリならば絶対にない事なので、もう既にこの時からグリの感覚がおかしかったのかな。
亡くなる前に失禁したりもするって何かで見たこともあったから。
 
それでも、その時は先生も大丈夫だと言ってたし、面会室でグリとも会えたしということでそこまで心配せず家に帰りました。
 
 
 
 
9月6日
 
面会時間まえに待合室で待っていたら、先に診察室に呼ばれ先生の話を聞くことに。
 
昨晩からグリの様子が急変してすごく息苦しそうになったと。
 
レントゲンの写真でも肺の部分が広い範囲で白くなっていて肺水腫がひどくなってるようでした。
 
でも、グリの場合 腎臓も悪いので、利尿剤を沢山投与すると今度は腎臓に負担がかかり腎臓の数値が悪くなるから治療方法が、今までのように少しずつ利尿剤を投与していくしか方法がなく、また前のように良くなってくれることを願うしかなかったです。
 
 
また入院室での面会かと思いきや、面会室で会えるということで少し安心しました。
 
が。
 
 
 
伏せするのも苦しいのか、ずっと座ったままで、何度も外の空気を吸いたそうにラップをしていない方へ方へと顔を動かしてました。呼吸も早くて凄く心配で仕方がなかったです。
 
見てるのが辛かった。。。
 
 
 
顎のせるハンカチが重いからずっと手で支えてましたが、グリの負担になるといけないので帰りには外しました。
 
この時でも、前の入院時に比べるとまだマシな方だと言い聞かせて夜の面会まで一旦家に帰りました。
 
 
 
 
夜の面会に行ったら、今度は入院室に案内されました。
 
不安がよぎる。
 
グリはぐったりしていましたが、相変わらず呼吸は早目。
 
とにかく、しんどそうなグリの姿を見て涙が溢れ出て止まりませんでした。
 
HOOにも今の様子を伝えるために写真を撮って送りました。
 
 
ずっとじっとしてたのに、面会時間が終わり柵をされた途端、グリが急に起き上がり、帰らないで欲しいとばかりにキュンキュン言って暴れ出しました。
 
たぶん、グリはお別れが近い事を分かってたのかもしれません。
 
 
私はそんな事も知らずにその姿を見て
 
グリ、またすぐ来るから!待っててね!頑張って早く良くなってお家帰ろうね!
 
と声をかけて、泣きながら部屋を出ました。
 
 
1人だし不安しかない。
 
 
そして家に帰って、1時間ほど経った時、HOOから電話がきました。
 
 
なんか嫌な予感が。
 
 
 
今、病院から電話があって、グリ やっぱりもうあかんかもしれんからすぐに病院に来て下さいって。
 
 
えぇぇ!
 
一瞬心臓が締め付けられる感じがしました。
 
 
とにかく、車気をつけて運転していってな。
 
 
うん!わかった!
 
 
 
すぐに家を飛び出て、車に乗り込む。
 
まだ車が多い時間なので、病院までは15分はかかる。
 
 
とにかく、病院着くまでずっと
 
 
グリ、もうちょっと待って!お願い!まだいったらあかん!
私がいくまで待って!病院で独りでいかんとって!
 
神様お願いします!グリこそは見送らせて下さい!!!
 
 
って泣きながら何度も何度も繰り返し願いました。
涙で前が見えにくい。
 
 
私は、母親もディアも見送ることが出来なかったから、グリは絶対に見送りたかったんです。
 
 
 
 

 

長くなるので、つづく。

 


 

 

 
 

  

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