最後の記録② | 続・韓国留学で知り合った歳の差 国際結婚日記
 
 
前回のつづき。
 
 

 

 

病院に到着して、受付もせず、そのままグリの入院する部屋までいき、ドアを開けたら他の子が急患で運ばれて来てたみたいで、中がバタバタしてました。

 

 

看護師さんの1人が私に気づいたので、

 

 

グリは・・・

 

と聞くと、面会室でお待ちくださいって言われ、行くとグリが運ばれてきました。

 

 

もうグターってしてるのかと想像してたら、夜に面会に行った時とあまり変わらない状態でお座りをしてましたが、呼吸がすごく早くなってました。

 

 

HOOも心配してると思ったから写真を送り今こんな状態だと報告しました。

 

この時 21時27分。


 

そして、先生が来て説明を受けました。
 

この状態だと多分1時間もつかどうか・・・

 

私は、泣きながら 

 

もうダメなんですか?

 

と聞くと。。。。

 

 

はい。今までの経験からして多分・・・・。

なので、ここで一緒にいてあげて下さい。

 

と言って部屋を出て行かれました。

 

 

 

 

ついにお別れしなくてはいけない時が来た。

 

 

怖いし、1人ですごく不安。

 

 

その上 息苦しそうグリを見て胸が締め付けられる思いでした。

でも何もしてあげれないのがものすごく辛い。

 

抱っこしてあげたいのに、苦しそうだから動かす事もできない。

泣きながら、ただただグリを撫で続けました。

 

 

HOOにグリの最期を見せてあげようと携帯を置いて撮影してたのをスクショした写真。


 

 

 
 
結局、HOOに電話したりして最後まで撮れなかったけど。
 
 
すごく普通に見えますよね。
 
息苦しいから多分伏せが出来ないんです。
 
 
しばらくして、看護師さんが 薬の時間だから少し外に出て待っていて下さいと一旦部屋から出されドアの前の椅子で座って待ってました。
 
10分ほどして終わったと呼ばれグリの元に戻りました。
 
 
それからしばらくしたら、呼吸がもっと苦しそうになり急にキャンキャンと吠えながら動き回るようになり、怖くなって看護師さんを呼び、
 
様子がおかしいんですけど!っと言うと、
 
さっき処理してる時酸素してましたか?と聞かれたんですが、
 
私 外に出されたので分かりません。
 
と言うと、看護師さんは部屋を出ていきました。
 
 
すると、グリが急にパタンと伏せするように倒れ、鼻から水が混じったような血が出てきました。
 
 
その時ちょうど先生が入ってきたので、
 
鼻から血が出てきました!!
 
と言うと、先生がグリを連れて行こうとしたので、
 
何するんですか??
 
多分、肺の水が出てきたようなので治療しようと・・・
 
 
もう、何もしないでください!このままいかせてあげたいです。
もう辛い思いさせたくないです。どうせ治療しても助からないんでしょ?
 
はい・・・
 
だったらもういいです!延命治療は望みません!
 
 
と言うと、先生は分かりました。と言って部屋を出て行きました。
 
 
 
 
すごく呼吸がしんどそうで、見てるのも辛く
 
私は
 
グリ。もう頑張らなくて良いよ。
今までよく頑張っくれたね。
ありがとう。
もう行って良いよ。
先に行って待ってて。
もう苦しまないで。
 
ありがとう。
 
ありがとう。
 
って泣きながらグリに伝えました。
 
 
そしてどんどん呼吸が弱くなり、息をしてるのかしてないのか分からない。
 
 
もういってしまったのかと、先生を呼ぶと
 
一瞬 ピクッと動きました。
 
 
先生が聴診器を当て、心臓の音を聞いてもらいましたが、
 
もうかなり遅くなってるので、もうそろそろお別れの時が近づいてきてます。
 
と言われたので、HOOにテレビ電話をしました。
 
こんな時に限って出ない。
 
電話かけても出ない。
 
 
 
そして、本当に息がとまりました。
 
 
先生に見てもらうと、首をよこにふりました。
 
 
 

午後23時すぎにグリは虹の橋を渡りました。

 
 
 
 
悲しいはずなのに、もうグリが辛い思いしなくて良くなったと安心した自分もいました。
 
 
 
グリが普通に寝てるようで、また起きてきそうでなんだか実感もない。
 
 
 
看護師さんが、器具やら全て外してくれたのでとりあえず電話に出れなかったHOOに写真だけ送りました。
 
 
その時の写真です。
 
 
 
(亡くなった姿見るのが嫌な方はスルーして下さい。)
 
 
 
 

 

 
 
 
そして、HOOから電話がきました。
 
 
何してたん!グリの最期を一緒に見送ろうと思ってテレビ電話何回もしたのに!!
 
 
ごめん・・・ごめんな・・・ちょうどタイミング悪くお会計してた時やった。
 

日本での接待でHOOしか日本語できる人いなかったから仕方がないのも理解ができるけど、でももう最期かもしれないって分かってて、なんでもっと電話に気を付けれないかなー!って、すごく腹がたちましたが
 
 
HOOは、ずっと
 
ごめんなー。おれ最低やわ。グリ。ごめん。ゆかこも1人にさせてごめんな・・・
 
っと電話の向こうで泣いてるように聞こえ
 
一番辛い思いしてるのはHOOなのかもと思うとなんだか可愛そうになりました。
 
 
 

HOOは、自分が帰るまで病院に預かってもらってた方が良いんじゃないかと言ってましたが、ディアの時みたいに凍ってカチカチになるのが嫌だと言い張り連れて帰ることに。

 
 

この後、一旦グリは看護師さんに連れていかれて綺麗にシトリミングをしてもらい、ふわふわの綺麗な状態で赤ちゃんのパジャマみたいな服を着せてもらい、箱に入れて私のもとに。

 

 

いつも助手席に。

 

 

グリ。お家に帰ろうね。

 

 


 

帰ってすぐに箱から出して、いつも夜寝ていたベッドに寝かせました。

 

花など飾らず グリが好きだったロープとおもちゃを周りに置いて、ほんといつもと変わらずただそこにグリが寝てるだけのように。

 

 

 

 

こんな感じで。
 
 
 
(亡くなった姿見るのが嫌な方はスルーして下さい。)
 
 
 

 

 


ふわふわでほんと寝てるみたいでした。
 

目が少し開いてましたが、開けたままよく寝てたので。

 

 

 

 

HOOが帰ってくるのは翌日(土曜日)の夜。

 

HOOも1日ぐらい最期にグリと過ごしたいと思うので、火葬は月曜日にすることにしました。

 

3日ほどあるので腐らないように、アイスパックを下と周りに置いて、寝室はエアコン18度に設定。

 

なので、寒くて寝室では一緒に寝れませんでしたが。

 

 

 

 

 

この日の長い夜はつづく。

 

 

 

 

 
 
 
 
 

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