前回の記事は、こちら─、
『 AI、AI ってみんな騒いでるけどさ、ターミネータが現実になるとでも思ってる!?』
「 コンピュータのやっていることって、
結局は命令の組み合わせだろ?」
これも─、
コンピュータに、あまり詳しくはない者たちが、
知ったかを述べる時に良く持ち出す言動の一つである。
確かに─、
それも間違いではない。
しかし─、
正しい認識とは言えない。
これは─、
言うなれば「 音楽なんてドレミファソラシドの、
組み合わせだろ?」と言っているのと同じである。
確かに─、
それも間違いではない。
バッハもベートーヴェンも、
ジミー・ヘンドリックスもジャニス・ジョップリンも…、
西洋音楽の枠組みの中で行っている以上は、
すべてはドレミファソラシドの組み合わせ。
では─、
ベートーヴェン風のピアノソナタを一曲書いてみろと言われて、
書ける人間は、そうはいないだろう。
ましてや─、
曲がりなりにも人様からお金を貰って提供できるだけの、
楽曲を制作するなどというのは、
昨年始めた人間が、
今年にどうにかなる芸当ではない。
それは─、
コンピュータも同じである。
たかが─、
ドレミファソラシドの組み合わせ…、
たかが─、
命令の組み合わせ…、
でも─、
そこに「 技 」があるのだ。
最近では─、
ネットで検索をかければ「 AI によって将来、消える職業… 」
なんてものについて解説したページが山ほど見つかる。
まぁ─、
それも真実ではあるのだろう。
しかし─、
そんなリストをチェックしてどうしようというのか?
問題はそういうことではないだろう!
要は─、
IT スキルも、きちんと身に付けた人間であれ、
ということである。
もちろん─、
みんながプログラマーや IT の専門家に、
なる必要はないが…、
作家になるわけじゃないから読み書きなど、
出来なくてもよいという理由にはならないように、
自分は芸術家を目指しているからコンピュータなんて、
不要だと主張する理由にはならない。
バッハやモーツァルトが、
もし現代に生まれていたとしたら、
それでも尚─、
チェンバロなどの古楽器を愛用していたか?
恐らく─、
最新のデジタル楽器に飛び付いていただろう。
先駆者たちは総じて最新技術には貪欲だ。
テクノロジーは、決して伝統と対立するものではない。
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( 次回へつづく... )
『 パソコンって●●●●●からでもウィルスに感染するんですか?( えっ!?) 』