前回の記事は、こちら─、
『 間違いではないが正しいとも言えない IT 弱者のよくある誤解 』
結局─、
先の御仁のような誤解や偏見が生じる理由は、
(『 IT 業界にはびこる偏見 ~ なぜか悪者扱いさて来たコンピュータ ~ 』参照 )
まだ─、
多くの者達にとってコンピュータが、
海の物とも山の物とも分からない存在で、
内部で何をやっているかも、
よく分からない…、
そういう─、
自分たちにとって理解の及ばない、
代物であるがゆえに不信感を露わにするのだと思われる。
未知のものに対する心理的抵抗…、
そういったものが─、
彼らにコンピュータを嫌悪させている、
根本原因だ。
そして─、
新聞やテレビなどが、やれハッキング被害だの、
情報漏洩だの、コンピュータウィルスだのといった、
危機感を煽る情報だけを垂れ流し、一般の視聴者たちが、
そういった情報だけを受け取って行く。
その結果─、
彼らの脳内には疑心暗鬼だけが、
増幅されて行くと言うわけだ。
しかし─、
実際、メディアや報道関係者たちも、
一般の利用者と同様、
IT に関しては、
決して専門であるわけではなく、
もちろん─、
彼らも専門家や企業のエンジニアたちから、
話を聞いた上で記事にはするのだろうが、
しかし─、
きちんとした前提知識のない者が、
専門家から話を聞いて、まとめた情報というのは、
やはり─、
聞く者が聞けば、どこか、おかしな話に、
すり替わっていることも多く、
かくして─、
「 パソコンってコンセントに挿しているだけでも、
ウィルスに感染するって本当ですか?」
( ※実際、ある保護者から尋ねられた質問です!!)
などといった質問を真顔で問いかけて来るユーザーも、
現れたりするわけだ。
もちろん─、
彼らを笑いの種にするつもりはないし、
"自分は、ちょっと知っているんだぞ" と、
自分の知識を鼻にかけるつもりもないのだが、
しかし─、
こういった IT 分野について専門に学んだことのない、
一般ユーザーにとっては、
やはり─、
コンピュータというのは、
「 やっぱり何がなんだかよく分からない… 」
というのが実状のようで、
それゆえに(!?)、何かと言うと、
「 ネットなんて所詮、ヴァーチャルな世界… 」
などという、取って付けたような表現を、
ネガティブな意味合いで多用し、
半ば感情的に批判して来るのが常だ。
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( 次回へつづく... )
『 小学生のクチから、こんな専門用語を聞くことになるなんて時代が変われば変わるもんだ… 』