前回の記事は、こちら─、
『 IT化がルーチンワークを促進する!?』
さて─、
随分と前振りが長くなってしまったが、
まぁ本を書いているわけではないので…、
多少─、
話が脱線したり、どこかへ飛んで行ってしまったりするのは、
ご容赦いただきたい。
それで─、
最初のお題目はと言うと「 チェスは思考ゲームか?」
という話だったわけだが…、
これは─、
これまでにも様々な議論が、
なされて来た。
しかし─、
情報処理という観点から述べるならば、
前回までの記事でも主張して来たように、
コンピュータには高度な思考力や創造性は、
一切、備わってはいない。
これは─、
昨今、話題となっている、
人工知能なるものにつても同様である。
そんなコンピュータが今日、
人間よりも、チェスを巧みにやってのけるというのなら、
チェスをプレイする上で、
求めらる能力というのは、
思考とは異なる別の何かだという結論に、
達さざるを得ない。
これは─、
いかに計算や暗算が巧みに出来たとしても、
そのこと自体が、
思考力とは直接的には、
無関係であることと同様であろう。
そういう意味では─、
チェスが「 頭脳のスポーツ 」と言われて来たのも、
ある意味、言い得て妙である。
では─、
チェスで求められる能力とは、
一体、何なのだろうか?
まぁ─、
その問いに答えるのは脳生理学か何かを研究している、
専門家に委ねるとして、
少なくとも─、
チェスの世界チャンピオンが、
コンピュータに敗北して、はや二十年。
それでも尚─、
今日、チェスが、
世界中でプレイされ、
いま尚─、
キング・オブ・ゲームの座に、
君臨し続けているということは、
チェスプレイヤーたちにとっては、
そのことは、あまり大した意味はなかったということだろう。
そして─、
恐らくチェスは今後もチェスであり続け、
千年後も、我々を魅了し続けているに違いない。
( 恐らく、将棋も囲碁も…。)
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( 次回へつづく... )
『 でも、チェスって暗記ゲーじゃね?』