連綿と続く世代間の無理解! | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 これぞ板挟み!誰も間違っていないもかかわらず何かがおかしい?』



思い返せば─、



こういう事例は私の祖母にも当てはまる。
私の母方の祖母は大正9年生まれで、



もう─、



他界して久しいが生前、
神戸に住んでいた祖母は、



年に何回か我が家に泊りがけで訪ねて来るのが、
毎年、恒例の行事で、幼少期の私と妹は、



毎回─、



お祖母ちゃんが来るのを心待ちにしていた。
そんな祖母の大好物は熱々のかす汁。



祖母の若い頃というのは、一体どういう時代で、
どんな生活環境であったのかは、



我々としても─、



もはや具体的に、
想像し得るものではないが、



母曰く─、



お祖母ちゃんにとっての最高の贅沢は、
先にも述べた、具だくさんの熱々のかす汁で、



とにかく─、



熱々でホカホカの、かす汁を息を吹きかけながら、
食べるのが幸せという人だった。



要は─、



そういうものが貴重だった時代で、
そういう生活環境の中で生きて来た人、



ということであろう。



そんなわけで─、



我が家へやって来た時などには、お袋と一緒に、
夕飯の支度なども手伝ってくれたりするわけだが、



私が初め見た時に驚いたのが、



まず─、



ご飯をよそう前に、あらかじめご飯茶碗に、
お湯を注いでおき茶碗を温めておくのだという。



そうしておくと─、



よそったご飯が冷めにくいのだという。



そうやって─、



うちの父に「 冷めないうちにどうぞ 」と、
世話をやいてくれたりするわけだが、



当の父はというと猫舌で、
それが食べられないのである。



もちろん─、



父も、義理のお母さんの、
気遣いであることは分かっているため、



特に何も言わず、
やり過ごしてはいるのものの、



「 あの人に、そんなことはしなくてもいい!」



と母が再三に渡り祖母に忠告しても、
祖母には、それが理解できないのである。



よかれと思ってやっていることが、
相手にとっては、



有難いどころか迷惑でしかないという、
残念な事例だ。



まぁ─、



人間、いかに相手のことをおもんぱかろうとしても、
そこには限界があり、



所詮は─、



自分というフィルターを通してしか、
世界は見渡せないものだ。



その事は常に、

心に留めておきたいものである。



さて─、



私が次世代の子供たちに、
押し付けている無理解とはいかに…!?




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