骨髄バンク ドナー登録について |  ZEPHYR

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池江璃花子選手の白血病公表以来。

骨髄バンクのドナー登録数が、とんでもなく跳ね上がっていると聞きます。

 

じつは、私、ずいぶん前にドナー登録していたんですよね。

 →こちらの記事

 

この当時、長年勤務したホテルの自社バイトから一時的に離れ、自由になった時間がありました。

そのときにドナー登録をしたのです。

 

その当時、私は占星術研究家として活動はしていましたが、様々な事情で生活は厳しく、先の見えない状態でした。

自分がこの世に存在していることの意味を、否定的に考えたことはありませんが、さりとて格別肯定的にも考えられない状態でした。

 

とくに苦しい生活を強いている家族には申し訳なかった。

 

ドナー登録は、こんな自分でも世の中のどこかで、せめて体だけでも役立つのなら……という思いもあったように思います。

 

 

じつは去年の誕生日頃。

大学の講義でこの話を少しだけしました。

 

一人でもドナー登録してくれる若者が現れれば……と思い。

 

というのも、私はもう提供できない年齢なのです。

 

ドナー登録は満55才で、登録取り消しになります。

 

つまり私は、2年ちょっと前にこの資格を失ってしまったのです。

 

 

私は一時ホテルを辞めた後、配ぜんに入ってホテルに復帰しました。

そこから4~5年、まだその業界の仕事をしていました。

 

その間に、じつは一度だけ、「コーディネイト」の話があったのです。

 

適合する方がいるというお話が、間に入ってくださるコーディネーターの方からあり、コーディネイトが進んでいきました。

 

もちろん私は提供する意欲満々でした。

 

こういったコーディネイトについては、それが進んでいる間、まったく外部に漏らすことができません(だから当時のブログにも書いていません。書いちゃいけないんです)。

提供者が誰かとか、提供されたのが誰かとか、そのような人物特定が為されないように配慮されているからです。

 

しかし、このお話は途中で立ち消えました。

 

なぜコーディネイトがなくなってしまったのかも、知らされません。

(提供しようとしている側がショックを受けることもあるため)

 

残念でした。

 

私はもうその機会が失われましたが、より多くの方が進んで登録してくださり、一人でも多くの患者さんの命や健康が救われるといいなと思います。

 

 

ただ、私はそのときに説明を受けたので理解していましたが。

 

登録して現実に話が進みますと、やはり様々な課題も出てきます。

仕事ももちろん、ある期間、休まないといけない(当時の話で1週間くらいだったか?? すみません、記憶が怪しいです)。

 

提供者の体にも負担がかかるわけで。

 

これから登録をされる方は、こういった現実の課題に直面したときのことを、よくよくお考えになって(お調べになって)、その上で積極的になっていただけたらと願います。

 

善意で登録したけれど、やっぱりできなかった、なんてことになると、その人自身もどこかに後悔が残りかねませんから。

 

 

この動き、これからもっと広がってくれるとよいな。

 

 

 

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