Rain or Shine~メイおばさんの宝箱

雨が降れば虹が出る、晴れた空には光が躍る。
雨でも晴れでも歩きましょう!
世界のどこかから、あなたへ贈るメッセージ

アメリカ政府の太っ腹@スミソニアンの美術館群

2018-10-12 23:58:25 | 絵、音楽
日本であろうと、アメリカであろうと
はたまたヨーロッパであろうと
「住めば都」とは良く言ったもので
気持ちの持ち方一つで
おおよその所は「都」になります。

そんな風に思いながら、いえ信じながら
なんとかここまで暮らして来たメイおばさんです(笑)。

今いるこの町、アメリカの首都ワシントンもそうです。
窓の向こうに目を移せば


右端には国会議事堂そして左端にはモニュメントと呼ばれる記念塔が
青い空に向かって立っています。


目を下に向けた線路には
ガタゴトと長い長い貨物列車が走るかと思えば
乗客を乗せたアムトラックと呼ばれる長距離列車が
フロリダとニューヨークを結びます。


すぐ下では
先ほどから、このコンドミニアムの住人の父娘が
テニスをしています。


どうやらお父さんがお嬢さんにテニスの手ほどきを
しているようです。

この町の好きな所はたくさんありますが、
その一つは「スミソニアン」と呼ばれる国立美術館&博物館群です。
メイおばさんの住む場所からは気楽に行ける所です。
電車を乗り換える必要もありません。

しかも、どこを何回訪れようと、入場無料です。
気が向きさえすれば、常設展だろうが特別展だろうが
お財布の中を気にすることもなく足を向けることができるのです。

しかも、しかも、しかも、、、、

いつ行こうが人混みに出会うわけでもなく
作品の前にロープが張られているわけでもなく
館員さんたちが怖い目を光らせているわけでもありませんから
作品に指で触れでもしない限りは
かなり接近して見ることも出来ます。
写真を撮るのも自由です。

学芸員の説明付きのツアーもあります。


昨日、スイス人の旧友と
「National Gallery」に行きました。


この時期の特別展は「Corot: Women」、
19世紀のフランス人画家、コローの描いた数多の絵画の中から
女性像に焦点を当てて展示したものです。

9月9日に初日を迎えたこのコロー展は
年末の12月30日まで続きます。
休館日はありません。

なんとメイおばさん、昨日で3度目の鑑賞です。
いつものことなのですが
2回目には1回目では見えなかったものが
3回目には2回目には見えなかったものが見えてきます。
こんなこと、無料だからこそできる贅沢!(笑)

隣接した小ぶりのギャラリー「Freer/Sackler」では
9月29日から「Japan Modern」なる展示が行われています。


この、日本を描いた版画と写真の展示もとても興味深くて
驚いたことには、我が生まれ故郷の町の
懐かしい通りの写真などにも出会ってしまいましたよ。

ちょっとばかりホームシックになって
まだこの町に住む妹に、写真付きLINEを送りました。

「もう一度見に行こうかしら。」
思い立てばいつだって
そんなことができる贅沢もまた
全館無料というアメリカ政府の太っ腹のおかげです。

夏の間は毎日のように泳いでいた居住者用のプールにも
被いがかけられて
夏が終わり、次の夏を待つ季節になりました。


今年も残すところ80日をきりました。


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