山之介です。
おにぎりを1つ頬張って山頂アタック開始です。
ここから山頂まではあと1時間。しかもずっと急登。
右のピークに登る為に左のピークを登らにゃならんとは何とも理不尽な。
ロープ続きの急登。
これで1時間で着くの?
階段かぁ。階段では太ももが悲鳴。
「ネマガリタケ」の笹が生える少し緩やかな場所ではふくらはぎが悲鳴。
最初に右のピークに登ってから左へ尾根伝いに移動です。
あと500m。踏ん張って~。
と、ここで下山される人とすれ違い。次いでもう1人はさっきのザックをデポしてた人。
これで今日は3人と会いました。
もうちょっとですね。
やっと3差路分岐に到着。山頂へは左へ。直進すると「奈良岳」へ縦走出来ます。
平坦な道を100mほど進めば
新・避難小屋に到着。2013年にここに移設されました。ここなら雪崩にやられる事も無いですね。
広さは4畳ほどの大きさで、まだピカピカ。
中には数枚の銀マットと寝袋も置いてありました。
非常食も置いてあったようですがすでに空っぽでした。
ここからあと100m程進んで、11:50 「大笠山(1,882m)」山頂に到着です。休憩含めて4時間50分掛かりました。
山頂までのログ。
それでは山頂からの眺望です。
「笈ヶ岳」とその奥に「白山」。
「白山」はまだ全然雪をかぶっていませんねー。「立山」はもう真っ白なのに。
「白山」方面を指して。
「金沢」市内。
雲の山下に「御嶽山」。
「乗鞍岳」
「槍・穂高連峰」
「薬師岳」
「立山・剱岳」は残念ながら雲に隠れてしまいました。「天の又」あたりで見えた時に写真を撮っておけば良かったな。
一等三角点があるのでタッチ。
はあぁ~長かった。「久しぶりに来たぜ!」
それではお昼です。カレーラーメンに魚肉ソーセージ。デザートは久しぶりのおしるこ。パンは予備ね。
はあぁ~、カレー味のうまい事。
辛い物の次は甘い物。元気出るわ~。
たっぷり35分休憩して12:25下山開始です。
下山はコースタイムで3時間30分ほど。そろそろ下りないと16時までに着かない。
避難小屋まで戻るとさらに登って来る人が。そしてさらにもう1人。
今日は5人にも出会ったぞ。
登って来た稜線と「五箇山」の山並み。
枯れ木で雪が積もったみたいに見えました。
よくこんな急登を5時間も登って来たもんだ。
避難小屋跡まで25分。おっ!わりかし早いぞ。
これを登り返すのか。
これも。
これも登り返し。しかも下ってからだよ。
「前笈」まで1時間20分。
「トトロの木」までちょうど2時間。
やっと「桂湖」が見えて来ました。残りは標高で200mほどの下りかな?
ここからの1時間は本来なら早く下山したくて急ぐものですが、
黄葉がきれいで
逆に足が止まります。
14時をすぎると西日が当たってコントラスト抜群。
圧巻!
登山道はきれいだし
右手の谷1つ向うの斜面が最高。
こりゃすごい!!
足が止まっちまいます。
最高。
「大笠山」は初夏と晩秋に登った事があるけれど
やっぱり晩秋が最高です!今年は紅葉が遅いから尚更。
どこを向いても
何を写しても絵になります。
まさに「絵の具を散らした」ような自然の絵画。
はあ、きれい。
まさにご褒美。これで辛かった登りも忘れられます。
鎖場と
梯子を見て一気に現実に引き戻されました。
ここからは気を引き締めないと落ちますからね。
それにしてもやっぱりすごいわ「大笠山」の秋。
この吊り橋を渡れば現実に戻ります。
15:25 無事下山出来ました。(何とか3時間で下れました。)
下山までのログと
今日1日のログ。
帰りはいつもの「桜ヶ池クアガーデンの湯(530円)」で汗を洗います。(前回割引券をもらったので今回は100円引き。)
この通行止めにやられたんだよね。
あとで分かったんだけど「福光I.C」で10分ほど待って6時を過ぎれば、通行止めは解除されたらしい。
温泉から出て車に乗った瞬間から雨が落ち始め、タイミングバッチリでした。
帰ってから調べると「大笠山」に登ったのは2011年以来8年ぶりでした。
ネット検索していると翌日の10日(日)に登った人も結構居たようで、記録を読んでいると山頂まで4時間切って登る人が多い。中には2時間半でなんて人まで。凄いなぁ。
自分も12、3年前は4時間くらいで登ってたと思うと、脚力も体力もなんと落ちてしまった事か。
11月11日(月)から「桂湖」への道は冬季閉鎖されたそうです。
天気の良いうちに早めに登っておいて正解でした。
山之介
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「大笠山」の登山口がある「桂湖」に行くには「行徳寺」の前を通ります。
登山開始する前に「結願報告」しておきました。
今回「大笠山」を選んだ理由の1つが「行徳寺」に近いからです。
まだ6時過ぎだから本堂の障子は閉まっています。そりゃそうですよね、朝の気温は2℃なんだから寒いし。
閉まっていても「結願報告」しました。
下山後、もう一度前を通るので寄ってみました。
もう夕方なのでまた障子は閉まっていました。