● 「奇跡」の正体。 | たいやき社長、書く。

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当店は、今日は定休日です。自己啓発書などでは、「月曜日が楽しみな人生にしよう」という教えがありますが、私は、月曜日が楽しみな種族に属しています。そういうことにしておきます。

前回は、「奇跡とは、『継続』の力によって起こる」という話をしましたが、この〝 奇跡 ″ とは、いったい何であるのかといえば、単純に、現時点において、自分自身に、「原因と結果の関係が見えないもの」を、〝 奇跡 ″ と呼ぶわけです。これが、奇跡の正体です。

たとえば、100年前の人がテレビを見たら、なぜ箱の中に、人なり風景などが映るのか分からず、それこそ、奇跡や魔法としか思えないことでしょう。

しかし、これで、この自然界には、電波というものがあり、テレビ局から映像の電波を流して、その電波を受信するアンテナがあり、テレビという機械で映像化する技術があるという、「原因と結果の関係」が見えれば、それは、すでに、奇跡でも魔法でも何でもない、「常識」へと変化するわけです。

したがって、奇跡とは、未知なるものが、偶然に起こるものではなく、単純に、現在、自分自身や、あるいは人類が、〝 起こる ″ 因果関係が見えないだけであり、「神の法」、すなわち、宇宙の法則としては、太古から未来永劫、ずっと存在し、その法則に則れば、必ず起こせるものなのです。

私たちが、映画やドラマの物語などで、奇跡や、魔法に憧れるのは、じつは、この世に生まれる前の、魂の故郷である、あの世では、奇跡や魔法は、自由自在に使えていたのです。その「記憶」が残っているから、この世の人間は、奇跡や魔法に、どこか〝 懐かしさ ″ をおぼえるのです。

この世である、三次元物質世界を超えた、四次元以上の世界、すなわち、あの世では、「時間」という概念がありません。現在、過去、未来が一緒になっている世界です。

ですから、たとえば、バラのタネをまいたら、この世においては、バラが咲くまでの一定の時間がかかるわけですが、あの世とは、「想念の世界」ですから、バラの花を想ったその瞬間、バラが出現するわけです。「原因 即 結果」の世界なのです。まさに、奇跡の世界、魔法の世界なのです。

しかしながら、この世には、時間というもの、空間というものが存在しますので、バラを想っても、バラが咲くという結果が現れるまでに、一定の時間がかかるわけです。されども、「想ったものは現れる」という原理、真理は、この世もあの世も変わりません。

「必ず実現するのだ」と確信し、想い続けるものは、やがて、必ず実現するのです。それは、ある者にとっては、法則や真理を知らない者にとっては、「原因と結果の関係が見えない」者にとっては、まさに〝 奇跡 ″ としか思えないでしょう。しかし、「奇跡は起こせるものである」ということを、知っている者にとっては、当たり前のことなのです。

奇跡の正体とは、決して、奇妙奇天烈、摩訶不思議なものではなく、自分自身が、あるいは、人類が、現在において、「原因と結果の見えないもの」のことを言うのです。

ですから、他人や周囲の人間には見えない、「努力の継続」を、ひたすらに積んでいる人間は、時間と空間を超えて、必ず〝 奇跡 ″ は起こせるのだということを、〝 知って ″ いただきたいと思います。どうか、「奇跡とは、起こるものではなく、起こすものである」と、強く強く、信じてください。

 
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