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・・・・・お前はナニものだ」
続き
「ウウウッ、ちょっと、ちょっとお待ちくださいませ・・・ナニカ、カカ、カミナリみたいなのが落ちてきて、ウーワッ!」
「よし、では少しまってやる」
「ウウーッ・・・」
相当苦しんでいるようだ。
天罰が少し効きすぎたか?
「ワワ、分かり申した・・・・あああ、あなた様はナニモですか?」
「我か?」
「さようでございます」
「我は宇宙総帥というものだ。お前の頭の上をみるがいい」
「ああ、あたまの上でございますか?ウワ-ッ、ママ、マブシイ!コ、この光はなんでしょうか?」
「その光が我じゃ」
「ああ、あなた様、このお光様でございますか」
「さようじゃ、我は神じゃ」
「かか、神様でございますか?」
「さようじゃ神じゃ」
「ウウッ、ソソ、それはお見逸れいたしました。大変申し訳ございません」
「これから我が聞く事に全て応えるか?」
「かか、神様の云うことは、なな、なんでもお応えしますから、どうぞ、何でもお聴きになってくださいませ」
「では、先ずお前の前世の仕事から聞こう。前世の仕事は何をしていたのだ」
「わ、私は侍でございました」
「なに、お前は侍だったのか」
「さ、さようでございます」
「桂 為五郎は何をしていたのだ」
「こいつも、元侍でございます」
「ナニ!桂 為五郎も侍だったのか」
今生では農家の一人息子
「ささ、さようでございます」
「では、お前とはどのような関係だったのだ」
「私との関係と云うより、この桂なるものは私の部下だったものでございます」
「お前の部下だったのか」
「さようでございます」
「では、少し待て」
次回続く