最近、こんなニュースがありました。
<<<旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が、ハワイでの挙式を含むツアーについて、結婚式場の開業が間に合わないとして急きょ中止していたことがわかった。同社は260組の参加予定者に対し、挙式とツアー代金全額を払い戻して代わりのツアーを案内するほか、挙式予定日に応じて見舞金を支払うとしている>>>
建設中の結婚式場が予定日までに完成しないそうです。
ハワイは、噴火の影響もあり、いろいろと大変なので、しょうがないかと思います。
それに、日本みたいに「絶対に期日を守るんだ」と無理をすると、豊洲市場みたいに、「生鮮食品なんか扱えない」「欠陥建築博物館としか使えない」建物を作ってしまいますから、ゆっくりやるほうがいいです。
というわけで、「新築」にこだわると、こういうこともあるってことを覚えておくといいと思います。
ただ、このHISさん、「代替案を提示する」とか「見舞い金を払う」とか、ちゃんとフォローをしてるのがえらいなあと思いました。
我々横浜市民としては、今年頭の「はれのひ 成人式バックレ事件」を経験しているので、それに比べると、ラッキーかもしれません。
さて、具体名はかけませんが、昔、「新築でできたばかりの小規模の結婚式場の初日」に撮影をしたことがあるのですが、そこでのトラブルのお話です。
カメラマンは早めに会場に行って、「披露宴会場のテーブルセッティングの様子」を見てたりするのですが、宴会場の中心部に置かれたテーブルの上に、ポタポタと水滴が・・・・・
「なんだ、そりゃ?」と思ってみてたら、その後、ドバドバと水が落ちてきたのです。
天井を見ると、そこにはエアコンがありました。
そのエアコンの機械から水が落ちていているようです。
スタッフ全員、小パニック状態になり、「こんな状態で披露宴はできるのか?」「今日はもうひとつの宴会場でも披露宴があるから会場変更はできないぞ」とあわてふためいていましたが・・・・・
急遽、ここのテーブルは撤去し、全テーブルのレイアウトを変えて、置き直し。
ここには、「立入禁止」にするために、昔の「電話台」みたいな台を置き、人がここに来ないようにする。
バケツはさすがにかっこ悪いので、分厚いバスタオルを置いて、漏水を吸収させる。
みたいな苦肉の応急処置をして披露宴を開宴してました。
ただ、ひとつのエアコンから水が漏れるということは、他のエアコンからも漏れるかもしれない? という推理力が必要なわけでして・・・・
その対策はしておらず・・・・・
披露宴の最中に、新婦母の頭の上に水が落ち・・・・・ ここでも小パニック。
そのあと、音響機器もうまく動作しなかったり・・・・・・
う~ん、どうなんでしょう。新築っていいものですが、「一番最初」ってのは、「機械」も「人間」も、まだ慣れていないわけでして。
数ヶ月経過して「軌道に載ってから」の時期に開催するほうがいいかもしれませんよ。
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