罪と傷痕に隔たれた愛

それが私と貴方との境界線

単純な私と繊細な貴方
嘘つきな私と正直な貴方

 

罪を重ねたのは貴方?
ただただ破滅へと進んで
痛みという名の傷痕
生きるための痛み

それはとても美しくて
まるで満天の星空のよう
まるで眠る貴方の表情のよう
その中に浮かぶ愛という名の月

 

海の様な星空に溺れて
貴方に誘われた私
ねえどうか聞いて下さいな

愛が分からないのです

分厚い本を抱えて
神様なんて忘れて 
剃刀の刃にそっと触れる
愛という名の月

 

愛という名の月

 

 

 

にほんブログ村 美術ブログ 今日の作品へ