先日、「全生園の桜」 を撮りに行った。
年に数回、近くにある 「全生園 (国立ハンセン病療養所)」 を訪れるが、いつもは北側にある通用入り口から園内に入るが、その日は正門から入ることにした。
それは正門から極く近くにある大きな1本の桜 (一枚目の写真) を撮るためだった。その桜の由緒は判らないが、かなりの樹齢が明らかな大木だった。
そしてお目当ての桜の名所へ。ウイルス騒動の影響もあるので宴席禁止の看板もあった。
何処かの保育園児たちが遠足に来ていたが、一般の人の姿は無い。閑散として満開の桜を眺めるには格好の雰囲気だった。
全生園の桜はあまり知られていないようだが、桜を愛でる人はぜひ足を運んだら如何だろうか?
これで 「秋津小学校の桜」 「空堀川沿いの桜」、そして 「全生園の桜」 と、三箇所の桜をご紹介したが、よくよく眺めるとその場所特有の趣があって、同じように見える花の色も少しずつ違うことに気付いた。
東京都内の桜の名所は宴席無しなので見物客もまばらなお花見のようだが、一杯飲んで馬鹿騒ぎして桜を見るより、静かなお花見もまた違った雰囲気があるのではなかろうか?
さまざまの 事思ひ出す 桜かな (松尾芭蕉)
今年もまた幸いにも桜を見て、桜を撮って、そして桜から元気を貰いました。
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写真説明: 全生園の桜
撮影場所: 全生園にて (2020.3.24)
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自然は、正直でその時期は多少の前後はあっても
咲いてくれます
今年のお花見は・・寂しいお花見になりそうですね
やはり地球の温暖化と関係があるのでしょうか?
毎年、桜の花を見ていますが
素晴らしく勢いのある花だと感心しています。
そして散り方も潔よく見事な終わり方です。
新型コロナウイルスも桜のような散り方で終わり
世の中に平穏な生活が戻ればいいのですが。