昔やってた保護犬のボランティアの事なんだけど
その後
が気になって、ググってみたところ
そのうちの1匹の姿を見て、号泣
私はその犬のオーナーさんにお会いした事があるんですが。。。
いやいや
最初はオーナーさんではなく
単に引き取り先が決まるまでの一時的な里親さんだったのです
それが、引き取り先が現れても現れても直ぐに戻されたあの子
脳の機能障害を疑われ
幾人ものトレーナーがサジを投げ
殺傷処分なしのシェルターにも戻れなくなり
安楽死の話も幾度となく持ち上がり
殆ど、あの子の行く末は決まっていたようなものでした
里親さんが一瞬たりとも手放せば、おそらくそうなったでしょう
本当はそんな責任を負わされる立場ではないのに、急に命のバトンを握らされた里親さんの葛藤は計り知れません
私みたいに側から見ていると、保護団体が里親さんの性格を見越し体良く問題犬を押し付けたようにも思え、また実際にそういう話も聞いていました
日本に連れ帰る決断をされ、帰国前にも他の飼い犬を攻撃し、怪我を負わせたあの子
その時も相手の犬の飼い主が寛容でなければ殺傷処分になっていたと思います
昨日、その後の日本での暮らしをネット上で拝見する事が出来たのですが、なんとも穏やかで幸せそうな顔をした犬になっていたのでした
アメリカで数々の家庭をたらい回しにされ
コンクリートのシェルターに入れられ
問題犬と認知され
幾度となく安楽死の話が上がっていたあの子は
日本に渡って、毎年誕生日を祝わって貰い
富士山を眺め
冬には手編みのセーターを着て
また春には桜道をお散歩し
他の犬とソファに寝転んで遊び
毎日幸せに過ごして、その命を終えたようです
オーナーさんはネット上に
自分が選べる立場だったら問題を抱えたこの犬を選ばなかった事
攻撃性がある犬を連れている時の周囲の冷たい目と居心地の悪さ
自分が命のバトンを渡された時のプレッシャー
この犬の問題を抱えている所ばかりを見ると落ち込むから、良い所ばかりを意識的に見つけようとした事が自分の生き方に繋がったという感謝
ただただ、この犬の事が可愛くて大事だと言う思い
を綴られていました
シェルターにいた頃のあの子の写真を見返し、同時にその後のあまりの満足気な顔に幸せすぎて号泣してしまいました
今日、めっちゃ目が腫れてるの。。。
本当に本当に生まれてきて良かったね
日本は良い所だったのかな?
長旅お疲れさま