これまた久しぶりの更新
１ヶ月前から書きたいと思いつつ
怒涛の夏休みの若者対応が今も続いていて
今夜は束の間のデスクワークに
久しぶりのブログ更新です
先月お声掛けいただいて
とある心理学の無料セミナーで
お話させていただきました
皆さん真剣に私の話を聞いてくださって
終わった後も素敵なメッセージとともに
嬉しい言葉もたくさんいただきました
主催の方が温かくて素敵だと
参加者の人たちも映し鏡のように
素敵な方ばかりが集まるものだなと
しみじみ感じながら家路につきました
参加者の皆さんお一人お一人から
手書きのメッセージをいただいたのですが
数名の方から
同じフレーズを見つけ…
『私は岡田さんのように壮絶な経験はしてませんが…』
『自分にはそうした体験はないですが…』
というもの
確かに私は
一般的でない経歴や体験をしているかもしれない
壮絶と言われる経験をしているかもしれない
そして、それを糧やバネにして
人生を変えてきて
今は悩める子どもたちだけでなく
大人の方達を笑顔にする活動をしています
そして、こうした活動や発信をしている人の中には
私みたいに壮絶な経験を経ている人も多くいます
だけどそれは
こうした活動の上での必須項目ではないし
壮絶な体験をしてないことに対して
何の引け目も感じる必要はないのです
LINE相談の若者たちの中にも
「虐待とかないのに死にたいとか思う自分はダメな人間」
「恵まれてるのに生きるのがツライ自分は甘えてるんだ」
と、壮絶な環境じゃないのに
生きるのがツライと思ってしまう自分は
なんてダメで甘ったれた人間なんだと
さらに自分を責めて自己否定してる子も多くいます
この日、いただいたメッセージを読みながら
”壮絶な体験がないのはむしろ素晴らしいことなのに”
”恵まれてた環境かもしれなくても
人知れずツライ体験も沢山してきたはずなのに”
と、その方達に伝えたい想いに溢れました…
人の悩み
心の苦しみには
大きいも小さいも
ありません
ツライ体験
嫌な経験には
大きいも小さいも
ないのです
他人と幸せや成功を比べて
嫉妬したり落ち込んだりしてしまう人も多いけど
悩みや苦しみの経験を比べて
自分は大したことないのにと
自分を責めてしまう人も
実は結構多いのです
そういう人たちに
私がいつもずっと言ってきたことがあります
『あなたの苦しいって気持ちも
壮絶な経験をした人の苦しいって気持ちも
苦しみに大小はなくて
苦しい度合いは同じなのよ』と
誰かの苦しみと
自分の苦しみは比較なんてできなくて
ツラくて苦しい感情は
みんな誰でも同じだから
降りかかる出来事の大きさはあるかもしれない
起きてる問題の大きさはあるかもしれない
だけど
それによって生じた苦しみや
ツライっていう感情には
大も小もないはずです
「岡田さんのように壮絶な経験はしてませんが…」
というその方も
私が死にたいほどツラかった苦しみと
同じくらいの苦しい感情があったはず
私が死のうとした時の苦悩と
同じくらいの苦悩を経験したはず
大事なのは
経験の大小ではなくて
降りかかる出来事の大小ではなくて
その人がどのくらいの苦しみを経験して
どうやってそれを乗り越えてきたか？という
むしろその経験だと私は思います
学校でクラス全員から袋叩きに遭う苦しみも
クラス全員から無視をされる苦しみも
仲の良かったグループから外される苦しみも
親友だった人から嫌われる苦しみも
苦しいという気持ちの大きさは同じだし
親から殴る蹴るの虐待に遭う寂しさも
親が全然帰ってこない孤独の寂しさも
親が目を見て話してくれない寂しさも
両親が離婚してしまった時の寂しさも
親から愛せてもらえてないと感じる
寂しい気持ちの大きさは同じだと
私は思うのです
重要なのは
出来事や環境の大小ではなくて
その人が苦しいという経験をしたということ
そして
それを乗り越えた経験を活かして
今素晴らしい想いを持って
何か行動をしているということだと
私は本当に思います
”あなたの全ての経験が素晴らしいし
あなたの全ての体験に価値があるんですよ”
その時にメッセージをくださった方たちに
そんな風に伝えたいです
そして、誰かと比べて
自分の悩みは大したことないと
今思ってる若者に
”君のその苦しみは
誰かと比べられるような
ちっぽけなものなんかじゃなくて
一生懸命その気持ちと戦ってる経験そのものが
とっても素晴らしいことなんだよ”と
そんな風に思います
今まで色んなことを頑張ってきた人すべてに
たくさんの経験を乗り越えてきた人すべてに
心から私はエールを送りたいと
そんな風に思います
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