アナログで最高な素材

こんばんは。Freeportです。

 

 

 

絶妙なお天気ながら、WORKERSの新入荷目掛けてご来店されるお客様が多いですね〜

 

早くも無くなってしまいそうなので早めにご紹介しておきますよ

 

 

こちらドン↓↓↓

 

[WORKERS Silver Fleece Jacket]

 

 

WORKERSの新作でございます、フリースジャケット。

生地から製作した気合の逸品は懐かしくも新しい、すんばらしい仕上がり。

展示会で見た時から、これは絶対に買う！！とアウターにしてはいつもより多めに発注をしたつもりが

もう無くなりそうという異常自体に。

 

それもそのはず、90年代アメカジブームの方は復刻などでも見たことがあるでしょう

 

 

白タグのpatagoniaをモチーフに製作しています。

70年代頃の代物で、私もオリジナルを所有しておりますが、もうね

 

ほとんど一緒！！

 

様々な仕様を考えた結果、余計なエッセンスを加えるとデザインがおかしくなる。

もちろん縫製仕様など違う部分はありますがね。

 

このスライバーフリースは本当に温かい。独特の素材感も良いですよ

 

 

スライバーフリースの、「スライバー」を作るための原料。左側がその「スライバー」で、右側が原料のポリエステルの原毛。原毛に複数の色を付け、混ぜる事で色調を出します。

 

これで糸にしていくのですが、糸の途中段階で編み込んでいくのが特徴なんです。

 

私が説明するよりも舘野さんがくわしーく説明してくれているので宜しければこちらのサイトをご覧あれ→スライバーフリースが出来るまで

 

 

ちなみに編み込んだ最初の状態はこんな感じ

毛足がボサボサとしております。

 

これをシャーリングしますと

 

 

毛並みが綺麗にフリースの表情になります

 

 

そして裏面を糊付け。

フリースを抜けづらくします。

 

 

その後、タンブラーをかけ、余分な毛を落としつつカーリングします。

ここまで来ると風合いが柔らかくなり、私達が知っているフリースらしい触り心地に。

毛足の長いフリースなので一般的なパイルよりも滑らかな質感です。

羽織った時の温かさがまるで違いますよ〜

 

これを縫製し、今回はジャケットや、マウンテンパーカーの裏地にしています。

 

簡単に書いておりますが、この裏では多くの工程をこなして製品までいきついています。

時間は掛かるし、コストも掛かる生産性の悪い生地。

それでもこの生地でしか味わえないものあるんですよ・・・

 

余計な事は置いて、とりあえず実際に触ってください！！！

 

ではではディティールですね

 

 

形時代は当時のジャケットとほぼ変わらず。

 

 

ジップを閉じるとスタンドカラーになり首元まで温かい

 

 

脇にはポケット。

フラシではなく縫い込んでいます。

 

 

 

腰、袖口はリブ仕様で。

 

 

ファスナーは当時も使用していた、VISLONです。

滑りもよく使い勝手が良い。

後の年代のオール樹脂化したものとは違う独特の風合い。

 

 

私でサイズSを着用。

 

 

下に9ozスウェットを着れるくらいの余裕があります。

NBNWなど羽織ることも出来ますかね。

今回、サイズで悩まれる方が意外に多くいらっしゃいまして、着方によってサイズは変わるかなと思います。

 

実際肩周りは余裕のあるサイズ感なので、小さめのサイズを選んでも問題なく着用出来ると思います。

基本的に中に厚手のものは着ないかなと思うので、上にダウンベストなどを着れる方が良いかなということで

ジャストサイズを選ばれる方が多いですかね。

 

 

スタイルとしてはシンプルに、Championの9ozのスウェットに、ベイカーは鉄板な組み合わせでしょうか。

足元はサンドスウェードの靴を選びたくなりますね。

 

 

アメカジ的なコーデならデニムにラッセルなんて相性抜群。

ネルシャツをインして90sな雰囲気で。

サイズ感を気をつければコテコテしすぎません。

 

その他ダウンベストなどとコーディネート撮影したかったのですが、時間なく本日はここまで。

またちょこちょこ出していくのでお楽しみに。

 

 

 

 

WORKERS Silver Fleece Jacket