購入してから約一か月。
いつ食べようかな~と温存していた、というか、後回しにしていたレトルトカレーを、ついに開封しました。
栃木県のご当地カレーである、こちら。
イチゴの写真が大きく扱われたパッケージ。
甘いイチゴスイーツか、もしくはイチゴのジュースか。
いいえ、カレーです(笑)。
こっそり隠し味ではなく、思いっきり前面に押し出したカレーです。
イチゴ生産量日本一の栃木県の名産「とちおとめ」を使用。
リンゴのピューレを使ったカレーは他にもありますが、イチゴピューレ使用は珍しいですね。
というか、普通、カレーにイチゴを入れようという発想には至らないでしょう。
レトルトの封を開けた途端に漂い出してきたのが、イチゴジャムっぽい甘酸っぱい香り。
電子レンジで温めてみると…甘い香りは変わらず。
食べる前から「これは甘口」だと分かります。
美味しそうな香りだけど、カレーの「美味しそう」よりも、スイーツ系の「美味しそう」(笑)。
とりあえず、イチゴの果実がゴロゴロ入っている感じではなく、見た目は普通のカレー。
ピンク色のカレーだったら困りますけど、これなら抵抗なく食べられます。
味は…良くも悪くも想像通り。
カレーにイチゴジャムを入れて煮込んだ感じの味。
口に残る後味は、イチゴの甘酸っぱさ全開です。
不味くはないし、思っていたよりも、ちゃんとカレーとして整った味ですね。
甘口カレーが好きな人や、辛口が駄目な子供は、美味しく頂けるのでは。
ただ、もっと辛いカレーが好きな私としては、ちょっとスプーンが進まなかったですね…。
甘いものは御飯のオカズとして避けたいタイプなので、カレー単体で食べるならまだしも、カレーライスとしては難しいかも。
やっぱり、果実系のカレーは、食べる人を選ぶなぁ。