うえむらゆみこです。
何かやることない？
って最強に素敵で気持ちの良いフレーズであるような気がします。
次女と三女がよく
｢何かやることない？｣
って聞いてくれます。
実はこの言葉の発端になっているのは娘たちが通うピアノの先生の影響で、先生はいつも(ピアノの練習をする上で)
｢何か困っているところはありませんか？｣
と子供達に聞きます。
こうやって聞かれると、この曲のこの部分がうまくいかないとか具体的に困っているところを言いやすいのです。
子供にも真剣に向かい合ってくれて、本当に偉大な先生です。
この言葉は消しゴムはんこのレッスンの際にも取り入れるようにしていて彫り方で悩んでいる感じの方がいたら｢困っているところはありませんか？｣｢お手伝いできることはありませんか？｣と声をかけるようにしています。
もちろん、子供達にも学校から帰ってきて元気がない時などは｢困ってることはない？｣とか｢何かできることはない？｣と聞きます。
するとさらっと理由を話してくれたりするものです。
ふと昨日気付いたのですが次女と三女もよく私に｢何かやることない？｣って聞いてくれます。
(長女は受験勉強に専念中なので最近あまり登場しません)
アトリエで私が作業しているとふら～っと二人が入ってきて｢何かやることない？｣って聞いてくれるので、消しゴムの在庫状況を数えてもらったり、試し捺し用紙を切ったり、鉛筆をたくさん削ってもらったり、講習の日程ごとに材料を並べてもらったり、ゆみこ新聞を折ったり、本当にいろいろやってくれます。
夏休みの宿題も終わってしまって、ピアノとバイオリンのその日の練習も終わってしまい、暇そうな三女がキッチンにやってきていつものように
｢何かやることない？｣
って聞いてくれました。
もう今日は洗い物も食事の下ごしらえも終わってしまったしお願いすることはないな～と思ったのですがせっかくの好意だし何とか絞り出して｢洗面所の水滴を取ってほしいな｣とお願いしました。
洗面所をピカピカにしてくれました。
本当に気持ちがいいです。
気持ちがいいだけでなくその日という一日に小さな彩りが加わり何だかとっても良い日になります。
だってもし自分がいっぱいいっぱいでイライラしているような時には絶対に、何かやることない？なんてフレーズは出てこないと思うんです。
自分からこのフレーズが自然に出てくるような穏やかで気持ちの良い毎日を変わらずに送っていきたいな～って、三女を見てあらためて思いました。
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