マダムホーリーの毎日のご飯とぼやき日記

毎日作る料理をご紹介し、日々思うことをぼやいています。

のっぺい汁とちらし寿司

2020-06-04 09:27:15 | 夕食

先日作ったちらし寿司が評判良くて、また作りました。根菜と植物性たんぱく質を補うため、のっぺい汁を作りました。のっぺい汁には豚肉の切り落としを入れました。

どちらも、具材を油で炒めて作る汁ですが、けんちん汁との違いは、けんちん汁は豆腐と里芋が入ることと動物性を入れないこと、とろみをつけるところのっぺい汁は主に野菜のくずを入れたのが始まりで、中になんでも自由に入れて良いところが違うようです。

なので、コロナ対策の食事を目指す私にはもってこいの料理です。

野菜くずを使うところは、永平寺の食の精神にも通じます。

青じそえのきとゴマで作るすし飯を多めに作り、今朝はいなり寿司を作りました。

久々に、有馬で出会った美しい白磁のお皿に載せてみました。いなり寿司は回転寿司でも100円ですけれど、日本では特別な日の料理です。作ってみて見直しました。

アメリカで黒人男性が、警察官に首を抑え付けられられ死亡した問題で、アメリカでは黒人による抗議デモが続いています。差別は根深い闇を持っています。当然だけれど、差別した側が、重く受け止める必要があると思います。「嫌いなものは嫌い」で片付けようとしてはダメです。いつもいじめが起きるたび、いじめられる方にも問題があるのだという人が必ずいます。一人だけ突飛なことをするといじめられるから、おとなしくするしかないという理屈がまかり通るのです。それは、黙ってこちらの言うことを聞かないといじめるぞという脅しであることに気づいていないのです。ましてや今回は、命が奪われたわけです。ひどい話です。

いじめとか差別の理由に正当性はないのです。強いてあるとするならば、ひどくいじめられたから仕返ししたと訴える場合でしょう。それだって良い解決策ではありません。ただ不快に感じるとか、やめて欲しいと言うことは勇気が必要ですが言った方が良いと思います。

今回、アメリカで黒人のデモに発展したのは、個々に日頃差別を受けて、我慢していた人々が手を取り合って主張したからなのでしょう。こうなる前にどうにかすべきことなのです。アメリカの人と話す時黒人差別のことを話題にしたらいけないと言われています。先送りにしてきたツケが今来ているのでしょう。

多様な人種や個性を認めるのがアメリカ社会のはず。良心と理性で良い方向へ向かって欲しいです。

 

 

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