とある日、友人が泊まりに来るからパイでも作ろうと思って朝から仕込みを始めていたとき、郵便物が届いた。

普段はちらっと見て放置なんだけど、その日は珍しく携帯会社からのお手紙が来ていたので、お料理を一旦休憩して開けてみた。





内容はこんな感じ。


現在提供しているプランの見直しをしています。あなたのプランもその一つで、何も連絡がないと来月からとってもお得な新しい下記のプランに自動的に移動します。
新しいプランは○ポンドです。


。。。。。






ん??


ちょっと待った。



とってもお得って、今より毎月値段上がってるやん。どこがお得なんよ!!!!

しかも連絡しないと自動的に高いプランに変更ってあり得ない!!!


と怒った私、覚悟を決めてカスタマーサービスに連絡した。

イギリスのカスタマーサービスはサービスではない。頼りないし、大概アクセントのすごくきつい人相手だし、覚悟を決めて電話しないとめげるわけです。




電話をして一先ず喧嘩を売ってみた。

何で高いプランに移行しなければいけないのか、全くお得なプランじゃないじゃない。家での電波も悪すぎて滅多に使わないのに、これで値段上げるなんて他のプロバイダーに移るわ!と。


こっちに留学したての頃は、このアクセントのきつい早口のカスタマーサービスと電話するのに冷や汗かきまくってたっけ。喧嘩を売って交渉できるだけ成長したわ。(苦笑)




お客さんの来る忙しい日に何でこんなことしてるんだろう、しかも家の電波が悪いから、娘の部屋の窓際から離れることができない。余計にイライラ。



ようやくその電話が終わったのが。。。







55分後。


アクセントのきつい、早口言葉ゲームかと思うような人たち7人と伝言ゲームにように次々と回され話した。本当に長期戦。



結局、交渉は成功し、プランは今のより安くなった。ちょっと電話してすぐ下げるくらいなら最初からそうしといてよ、と思うけど。。(苦笑)

そして、次の日に又郵便物が届いた。

家のなかにつける電波のブースター。このプロバイダーの電波だけがとっても強くなった。

たまには面倒がらずに文句を言うもんだなあ。