2019・6th Ski@長野・アサマ2000パーク (初) | 鯖が行く!ゴルフ(+camp +ski +Diving)あっちこっち

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【本年滑走日数:12日目】

鯖家的な今シーズンファイナルスキーツアーは「パルコールつま恋リゾート」で終幕の予定だったのですが、子供たちの春休みの都合やらいろいろあって、日帰りながら、幸いにもスキーを嫁ゴン太と二人で行ってくることができました~。(パルコールつま恋についての記事はこちら

 

 

今回向かったゲレンデは、長野県小諸市高峰高原にある、「アサマ2000パーク スキー場」です。鯖的には初めてお邪魔しました。

 

嫁ゴン太はカービングスキーが登場する以前の、かなり昔に行ったことがあり、急斜面のアイスバーンで大変だったという、ネガティブなイメージが残ってて、ゲレンデ選びからは除外してたそうな。

(今回久々に来てみたら結構良かったーってイメージに変わったそう)

 

ま、それでも鯖家的な事情からの地理的な位置関係、春スキーの季節でも多少なりとも標高が高いほうが有利かな?という計算もあって、今回は鯖がチョイスしました。

 

気温が低めだったことも有利に働いた面もありますが、この時期にしては思いがけずグーな雪質でしたし、鯖的には使ってみたいなあと思ってたスキー板を試乗出来たりして、日帰りとはいえ、収穫「大」なスキーツアーとなりました。

 

DAY①◆2019.3.30(土)

 

朝の8時20分頃だったかな?に、ウチを出発。関越→上信越道というルートで行き、「小諸IC」で降りてそこから下道。途中、横川SAで嫁ゴン太と運転を交代しましたが、渋滞等もなく、11時ちょっと前に到着。2時間半ってところですから、グーなアクセスといえましょう。ま、道路も雪ナシのドライでしたから。
 
昼前という遅い到着だけに、スタッフさんに案内された駐車場はセンターハウスからはだいぶ遠いとこでした。でも、駐車場は乾いたアスファルトだし、この前の湯の丸の泥地獄みたいなことにならず、さくっとゲレンデに立てました。(ま、今回は子供たちがいないので段取りが早いってこともありますが)
 
↑駐車場はカピカピに乾いてた
 
アサマ2000は ベースの標高が1,880m、トップの標高2,050mあることからその名が付いていますが、標高の高さから良質な雪質のゲレンデとして知られているそうな。
 
↑センターハウス。奥にレストラン棟    ↑うーん、ガラガラですなあ
 
ということもあってか、前述してますがこの週末が気温低めでもあったことも重なって、雪質はまずまずでした。
 
鯖のイメージとして、だいたいこの時期にスキー行くと、雪はザラメ状になってるか、それが冷えて固まってガリガリになってることが多い印象なので、今回は予想に反してかなり良かったですね。ベストシーズンだとパウダースノーでとってもグーらしいですが。
 
ただ、鯖の印象ではゲレンデとしての規模はわりとこじんまりとしてて、1本1本がちょっと短め
リフトは4機だけですし、最長のパノラマコースでも900mなので、あっという間に1本が終わってしまうなーという印象。(前回行ったパルコールつま恋には最長4500mのコースもあったので…)
 
 
さらに4機あるリフトのうち3つはゆっくりなペアリフト。1機、きもーち早めのような感じがするクワッドリフトがありますが、そこのメインは「ステージ2」っていう上級コースゲレンデで、鯖にはちょっと斜度キツめで、しかも滑走距離は500mなので、あっという間に1本終えてしまって微妙。
 
↑ステージ2。MAX22°、平均22°
 
でも、このバーンにスキーの猛者というべき上級者がバンバンとカッ飛んでいきます
おそらく1級以上であろう、ツワモノしかいない状態で、皆さんのスピード、キレ、見ごたえ十分です。
 
おそらくあの日、アサマ2000にいるスキーヤーの中で、鯖が一番へタッぴだったかなと思います。
ちっちゃい子供たちですら鯖の数段上を行ってるんじゃないかなあ。とにかくレベルが高いのなんの。
 
土曜日なのにお客さんは少ないからリフトはスカスカ状態なので、距離は短くとも雪質がイイ、それなりの斜度のゲレンデで徹底的に滑りこみたいと考える上級者さんが腕を磨く場所なのかな?という印象を受けました。
 
ホント、鯖みたいな、なんちゃって残念スキーヤーは見なかったなー。ま、ヒトは人ってことで…。
で、4,5本滑ってアサマ2000のコースを一通り滑ったところでランチ。
ゲレンデも空いてましたが、レストランはけっこうにぎわってました。ま、席はあっさり確保出来ましたが。
 
↑食いかけでスイマセン。このカレーがうまかった~
 
鯖はランチでカレーをいただきましたが、これがすごいウマくてグーでした。「ゲレ食カレー」としては、鯖的には最高ランクでした。ビーフカレーっぽいのも好みの味。辛さもほどよく。
 
で、午後スキーへ。何本か滑ってると、なんの拍子だったか忘れましたが、嫁ゴン太が「来季モデルのスキー、アトミックとかサロモンあるみたいよ、レンタルで」と、それらしき張り紙を駐車場からセンターハウスに向かって歩いてる時にちらりと見たとのこと。
ホント、刑事にしてやりたい恐るべき観察力をゴン太は持ってて、しょっちゅう感心してます。
 
で、レンタルコーナーに行くと、「エキスパートレンタル」っていう、通常のレンタルスキーよりも立派なヤツを1日とか2時間とかの区切りで貸し出しており、その中に、今季2019-2019年、来季2019-2020年モデルのスキーが何本かの用意がある、とのこと。
 
メーカーはアトミックとサロモンだけのようですが、アサマ2000のホームページに記載されているモデルだけはないってことですね。HP→ https://asama2000.com/rental.html

 

その中には鯖がチェックしてた、アトミック「REDSTER S8i」や、サロモン「S/MAX 12」などもあるって話じゃないですか!ってことで、嫁ゴン太から了承をとって、2時間内でいくつか借りることしました。
料金は2時間で3000円。1日だと5000円
 
が、残念ながら鯖が一番乗ってみたいと思ってた「REDSTER S8i」の来季モデルは貸し出し中
ただ、今季モデル(2018-2019年)ならある、ってことで、まずはそれを借りました。鯖のブーツを脱いで、調整してもらい、はいどうぞ、って流れです。
 
↑2018-2019モデルの「REDSTER S8i」をセット中
 
実は、「REDSTER S8i」の今季モデルであれば、マークダウンで安くなるであろうから、逆に狙い目かもなと思ってはいました。でも、まさか実際に乗れるチャンスがあるとはラッキーでした。
 
がしかし、いざ乗ってみると、鯖のオガサカ「Keo’s KS-LD」(2016-2017年モデル・過去記事こちら)と同じ165センチの長さなのに、板がバタバタ暴れるような感じでなんだかとっても乗りにくい!あれれ??
 
↑ツートンカラーが古臭い感じ…と嫁ゴン太の弁
 
確かに板に軽さがあって、クルっと楽に回ってくれるような俊敏さはあるのですが、なんせ鯖のコントロール技術では安定感がとぼしく、ものすごく短い板に乗ってるような印象で、まるで乗れない
 
こりゃダメだ、アカーンと。後ろから滑りを見てた嫁ゴン太もなんかすごく滑りにくそう、なんかバタバタしてたねーと。やっぱりそう見えるもんなんだなあ。
 
で、そそくさとレンタルコーナーに戻って板をチェンジ。お目当ての来季「S8i」はまだ戻ってきてない。
そこで、思案した結果、同じアトミックの来季モデル、「REDSTER S9i」という、トップモデルないしそれに準じるであろう、上級モデルに乗ることに。
 
おそらく鯖レベルでは豚に真珠だろうな…、上手く乗れないだろうなと予想しつつ、それでも一応、物は試しで履いてみることにしました。長さは同じ165㎝(エキスパートレンタルは全部165㎝だったかも)
 
↑ツートンの下がグレー色でシック
 
ブラック基調で、実にカッチョいい、シックなデザイン。裏のソール面は赤?ピンク?でかなり派手。
で、いざ滑ってみたら、なんだかこれがとってもイイ!さっきみたいなバタバタさがなくて、しっとりと雪面に吸い付くような乗り味で、なんだか自分のスキーレベルが上がったような気になってしまいました。
 
適度な軽さもあってか、扱いにくさを感じない、むしろなんだか気分が高揚するような楽しさがある!なんだこれはーー!?って感じでした。嫁ゴン太もイイ感じだったよ~、とのこと。
 
ま、本来この板は、技術のあるスキーヤーがより高次元な領域で攻めていける板なんだろうと思います。それでも鯖みたいなヘロヘロスキーヤーでもそれなりに乗れてしまう、懐の広さがある板なのかなと。
今のケオッズよか明らかに滑りやすくて楽しい。
 
うーん、スキー板って、モデルごとに印象って全然変わるもんだなあ、この板いいなあ~と思いつつ、またレンタルコーナーに戻ると、鯖的本命の来季「S8i」が戻っていた!やったー!
 
で、またもブーツを脱いで調整してもらってると、「このあと1本くらい別の履かれますか?」と聞かれ、サロモンの「S/MAX 12」の165㎝もついでに調整してもらい、すぐにチェンジ出来る段取りをスタッフさんがしてくださいました。空いてたからとはいえ、色々とありがとうございます。
 
で、「REDSTER S8i」でございます。これはグレーベースのカラーでシックです。
ロゴも映えてるし、またまた洒落てますねえ。さっき乗った「S9i」がとても良かったので、この来季モデルの「S8i」はさらにいいのかも…と、期待しながらいざ滑ってみると…。
 
↑グレーベースでこれまたナイスなデザインでしたが…
 
あれ?これもまた板がバタバタして安定しません。最初に乗った今季モデルの「S8i」ほどではないが、妙に板が暴れる感じがして、がんばって制御しなきゃって感じになります。
さっき乗った「S9i」とは全く違う。アカン、これではまるで楽しくない、むうう、却下でございますな…。
 
2時間レンタルの期限が迫っていたし、即、チェンジして最後にサロモン「S/MAX 12」に乗りました。
ブラック基調の落ち着いたデザインですが、ロゴの入り方とか、あまりにシンプルすぎないか?これじゃ所有感をくすぐらず味気ないなあと思いつつ、それでも滑ってみると、むむ!これもイイ!感じやんけ!
 
↑ちらっと映ってる嫁ゴン太のサロモンが断然派手
 
さっきのS9iに似てる感じがする!板の挙動が安定してて、エッジングもイイ。これも悪くないじゃかーと。ただ、あの「S9i」で感じた、ぬるっとした、なめるような乗り味、ウキウキ感はちょっと乏しいかな。悪い感じはしませんが、デザインのこともあり、食指は動かないかな…。
 
そんな感じで2時間のレンタルタイムが終了しました。4台分もビンディングの調整して下さったスタッフさん、ありがとうございました。この時点で16時をまわっていたので、ささっと片づけて帰路につきました。
 
さて、鯖は2級検定に落ちた、所詮は3級のおじさんなので、板のインプレッションなんて、全くもっておこがましい限りではあります。が、同一条件下で滑ってみると、板ごとの乗り味ってこんだけ差があるんだなと、へたっぴなりに大変勉強になりました。
 
もっとも、自分が乗りやすかったかどうかが、自分のスキルを上げていくことに寄与するのか、考えてもよく分かりません。ただ、やはりレジャーである以上、使いやすい、楽しいって感じた印象は、長く使っていくために大事なのかなあと思います。ま、ゴルフのクラブ選びと同じで難しいところではありますね。
 
とまあ、そんな感じの今シーズンファイナルとなったスキーでした。
当初は来季にむけた、技術的な向上の復習のつもりでアサマ2000に乗り込んだのに、板の試乗がメインになってしまったのですが、それはそれで楽しかったです。
 
そうそう、この日の夕方に子供たちと合流したのですが、スキーに行ったと話したら「えー、行きたかったなあ…」とブツクサ言われました。ごめんね。(でも一緒だったら板の試乗は出来なかったろうなー
 
ただ、長男・チビゴン太が中学に上がってスキーとかどうなるのか、行けるのかなあっていう不安材料もありますが、楽しくなってきたスキーは細々とでも続けていきたなーと思います。
あー、楽しかった!
 


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