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(怖いよねぇ~)
先週の月曜日のお話。
毎週月曜日は、ライアン(15歳)のレッスン日。月曜日がオフなオカンは、起きるとすぐテキストメッセージを見ます。熱心なライアンが、「時間より早く(来て)レッスンを受けたい」なんて、可愛いメッセージを送ってくることがあるからです。
ここ数ヶ月は、不肖の息子(長男)であるヨシに振り回される毎日。女の尻ばかり追いかけ、やれ「友達の誕生日だ」だの、やれ「ガールフレンドが足(車)がなくて困っているからお助けマンをしたい」だのとほざくので、その度に、「出て行け!」だの、「出ていったるワイ!」だのと、毎日のように喧嘩。仕事の後の疲れが倍増するような始末。
そんなところへ―。
ライアンのパパから、ボイスメール。嫌~な予感。
「日曜日の夕方、口論の挙句、ライアンはスケートボードを持って家出をした!」
だって!?あの大人しく可愛いライアンが?
その上、ライアンはよその誰かから「貰った」携帯電話を持っていることが分った(!!)んだとか。
大人しく従順、両親のいうことをよく聞く(うちのヨシとは大違い!)あのライアンが、「誰か」に(家出を)そそのかされて、携帯まで貰って、家を飛び出したなんて!まさに「青天の霹靂」!
過去15年間もホームスクールで慈しまれ育てられ、いつもぴったり父親に寄り添って、父親の仕事(出張自動車修理)を覚えてきたライアン。どこに悪魔が近づくチャンスがあったのでしょうか?
ここでの「悪魔」というのは、日本語で言うところの「性犯罪者」。英語では、「Sex Offender」とか「Sex Predator」とか呼ばれ、日本語のニュアンスからは程遠い「悪魔的な痴漢・レイピスト」の意味で使われます。要するに、自分の性欲を満足させるために、いたいけのない少女や少年を騙して自分の性的ペットないし奴隷にする、というもの。
各州政府は、性犯罪者に関する情報を持っており、いつでもその情報は得られます。特に、近所に「こういう悪魔が住んでいるか」、とか「引っ越してきたか」などという情報はふんだんにあります。
(ウエブサイトにて)
(道端の看板にて)
(統計もふんだんにある)
柔道の先生にこの事を話し、ライアンが無事に戻る可能性を聞いたところ、その答は…
「ライアンは多分、戻ってこない」
「戻ってきても、元のライアンではない」
そんな殺生な…。
一週間がたった今、ライアンの父親にテキストでライアンの安否を問い合わせたところ、「ライアンは無事に見つかり、まもなく家に帰ってくる」とのこと。
どうやって見つかったのか?どんな状態で見つかったのか(生きて見つかったのが奇跡!)?まだ詳しいところは分りませんが、生きていてくれて何よりです。アメリカの性犯罪者というのは、さらってきた子供が言うことを聞かないと簡単に殺してしまうので、死体で見つからなかったのは不幸中の幸いでしたが。
「知識」だけはあったものの、こんなに身近で起こったおぞましい事件に凍りついたオカンでした。
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