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(「でっちあげる」のをなんとも思わない…)

 

 こんばんは。非常に眠いです。でも、頑張って書きます(!?)。

 

 以前、何度も「アメリカ人というのは基本的に『嘘つき』だ」というお話をしました。程度の差はあれ、アメリカ人に『正直さ』を求めること自体が間違いです。アメリカ人というのは、自分の都合が悪くなると、嘘をついてその場をやり過ごそうとします。その上、相手(多分『あなた』)に全ての責任があるかのように『あなた』を攻めまくります。

 

 『嘘』の最初の段階が、表題の『でっちあげ』です。話のつじつまを合わせるために、そして他人に責任を押し付けるために、日本人には考えもつかないような作り話を平気でこしらえます。

 

 で、英語では、『でっちあげる』というのを『Make Up』といいます。お化粧(メーキャップ)って、『でっちあげ』でしょう?

 

 

 フロントデスクのポジションに代わって以来、患者さんとの電話でのやり取りが毎日、それも一日中続きます。

 

 そんな中…

 

 明日の2時20分と2時40分の枠に、続けてキャンセルが出ました。

 

 キャンセル待ちのリストに入っていた、それも条件が、「明日の金曜日の午後2時以降」という条件に「ピッタシ・カンカン」のキャンセルです。元同じ職場で働いていた2人の患者さん(今でも仲良し)に電話をして(朝の10時ごろ)、「この枠が欲しいかどうか(100%欲しいとは分っていても)」、そして、「欲しいなら、できるだけ早く電話をかけなおしてきてくれ」とメッセージを残しました。

 

 一人は、ほぼ速攻で電話があり、2時20分の枠を取って行ってくれましたが、「2時40分の枠はどうか」とメッセージを残した患者さん(女性)は、「閉店」まぎわになっても電話してこないので、もう一度、こちらから電話をかけたところ…

 

 今回は、すぐに電話に出て、見事なでっち上げストーリーでオカンを「叫弾」し始める始末。

 

 このババアが言うことには―

 

 ① (メッセージを残した後)ババアがオカンに午前中に電話をかけなおしてきた時(真っ赤なウソ)、オカンが「明日の金曜日の10時20分にキャンセルが出たんだけど、どう?」と言った。<注:彼女の希望は「金曜日の午後2時以降」であることをよく心得ているオカンがどうして朝のキャンセル(実際にはなかった)をオファーするのか?オカンはキチガイか?>

 

 ② 彼女は、「そりゃ、早すぎる!午後にキャンセルは出ていないのか?」とオカンに『直に』聞いた。<注:直に彼女と話したのは、痺れを切らして閉店前に電話をかけた時だけです!>

 

 ③ オカンは、「それなら午後1時の枠はどう?」と言った。<注:午後1時にキャンセルは出ていない。ちゃんと他の患者さんの予約が入っている!>

 

 ④ それで彼女は、「1時だったら、雇用主に頼んで行けるようにしてもらうから。」と言って1時に予約をして電話を切った。<注:前述の通り、1時の枠がキャンセルになったことはない。それをもって、オカンが午前中のキャンセル分をカバーすることなど考えられない。オカンがオファーしたのは、後にも先にも『2時40分』の枠だけである。ドクターは、その他の枠は全部詰まっている。だから、キャンセル待ちに入ってたんじゃないのか?>

 

 ⑤ 「その後、雇用主に頼んで明日の1時に行けるようにしてもらったのに、どうしてくれるんだ?」とオカンに詰め寄る。<注:『作り話』をでっちあげて、1時に鍼灸治療に来たかっただけじゃないのか?金曜だから、いつもより早く帰宅したい気持ちは分らんでもないが、オカンを利用するなよ!>

 

 「これじゃ、らちがあかん。ドクターと話をさせろ!」とほぼ「怒鳴りだす」始末。(←見当違いもはなはだしい!)

 

 折角2時40分にキャンセルが出たから(それも彼女が何度も「欲しい」と言っていた治療枠が!)、他の患者さんを通り越して電話をしてやったのに、「恩を仇で返す」ような真似をしやがって!

 

 そこへたまたま入ってきたドクター(マトモな方の)に事情を話して電話に出てもらったら、オカンのことをみそくそに言って文句をたれている様子。そこで、ドクターは解決策を提示した。もう予約が詰まっている1時の枠を動かすわけにはいかないので、「12時40分(ドクターのランチタイム)に来い。治療してやるから。」となだめすかして電話を切った、と。

 

 2時20分と2時40分の2つの枠にキャンセルが出た時点で、「この枠が欲しい患者さんに電話するから」と言っておいたので、ドクターは事情を知っている。

 

 でも、この場合、「誰が真実を言っているか」ということは問題じゃないのだ。ドクターが言うには、「患者を怒らせてその患者がもう来なくなるよりは、適当におだてておいて金儲けすることの方が大事!」なのだそうで。はい、よく分かります。

 

 それにしても、ビックリしたときたもんだ。「フロントデスク」を預かるオカンとしては、この手の『でっちあげ』に先ず慣れて、『根性の汚い』アメリカ人患者を手のひらの上で操れるようにならないといけないのですね。やってやれないことはない。給料の為だ。

 

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