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（北野氏の最新作）
「ロシアについては、この人しかないでしょう」という人が、この方 ― 北野幸伯（よしのり）氏。
２８年もロシア（ソ連時代を含む）で、ロシアの動きを目撃し、この摩訶不思議な国の政治についてについて、超分りやすく日本人に説明してこられた方です。北野氏が使った媒体は、『ロシア政治経済ジャーナル（http://rpejournal.com/）』。日本最大のメルマガ配信サービスである『まぐまぐ』で何度も、「日本一のメルマガ」に選ばれています。
オカンも発刊（１９９９年４月）の頃から、欠かさず読み続けています。
「ロシアのインターネット規制が益々厳しくなってきた」とかで、２０１８年にご家族と一緒に、日本に帰国されました。帰日以来、これまた益々活動の場を増やされ、遂にはユーチューバー（YouTuber：https://www.youtube.com/channel/UCmZhCyNWdRuqcIBc47GwhYg）ともなられました。
今までに、以下のような本も出版されています。
（２００５）
（２００７）
（２００８）
（２０１２）
（２０１３）
（２０１４）
（２０１７）
（２０１８）
（２０１９）
『右』にも『左』にも偏らず、ひたすら日本人の将来を明るくする為、日本人が理解しておかねばならないこと、そして今起こっている事に対して、どういったアクションを取るべきか、事細かにレクチャーして下さいます。
氏は１９７０年生まれで、オカンよりもひとまわり近くも若いけれど、オカンは心から尊敬し、氏の政治観・哲学観に心酔しております。
その北野氏が、今日、『号外』を送ってこられました。
『ロシア政治経済ジャーナル』は完全無料です。有料にしても読者は減らないであろうに、北野氏は昔からのまま、無料で押し通されています。しかし、運営費は生じます。それをカバーする為に、「広告を入れている」と氏はおっしゃいます。そして、『号外』という形で、ほぼ広告のみの『ロシア…』を出されたりするので、オカンは、普通、『号外』となっている号は、読みません（スミマセン）。
でも、今日の分は、『超重要』とタイトルにあったので、読んでみると…
なんと「『ロシア政治経済ジャーナル』に廃刊の可能性が出てきた」と。つい最近、『裏ロシア政治経済ジャーナル』というのを発刊されたのですが、「突然その日が来てもいいように、『裏』の方に登録してください。こちらは、媒体を使っていませんから」なのだそうです。
北野氏は、はっきりと「圧力がかかっている」と書かれています。
発行部数６万部以上ですから、影響力がありますよね。『パワーゲーム』と名づけられたYouTube.comのチャンネル上では、新しく始められた有料講座の解説をしておられます。講座はストリームですから、インターネットがある限り、全世界のどこからでもその講座を受けられます。
こうやって、ますます影響力が大きくなってくると、逃れられないのが「政治的圧力」。『真実』を書かれると困る政治家は沢山いるでしょうから、分かる気はしますけれども、新聞記者と同じく、何事であれ、『執筆』という行動は、それが『真実』に近ければ近いほど、かかる圧力は強い。新聞記者は、暗黙の了解で「書いてはならない記事」のことを『隠れた地雷』と呼ぶそうで。「これに触れると『飛ばされる（僻地に左遷される）』」という意味で。
オカンは、すでに、『裏』には登録してありますが、『ロシア政治経済ジャーナル』が一日でも長く続く事を祈らずにはいられません。そして、『ロシア政治経済ジャーナル』のようなメルマガが、永久に存続できるような政治基盤を日本という国が持って欲しいと思います。
（北野幸伯氏）
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