●<季節を楽しむ>10月の茶道の世界を堪能しよう
こんにちは、福島美香です。
季節ならではの特徴などを知ることで、新しい発見があって毎日面白く感じることができますよ!
今回は「10月の茶道の世界」についてです。
10月は、茶道の世界では名残り月ともいいます。
それは、11月の口切りから使っていた茶壺の葉茶も残り少なくなって、初夏から使っていた風炉も来月から炉に変わるからです。
その別れを惜しむので、名残りの茶が開かれます。
どういうものかというと、侘びを取り合わせたものにするのです。
例えば、さびたように演出したり、使い古した道具や色あせたものなどを取り入れたりします。
また、夏の暑さを恋しく思うために「中置」(なかおき)といって、夏とは反対に暖かみのある演出をします。
お茶会は、宇治の茶祭り(うじのちゃまつり)・仙樵忌(せんしょうき)・如庵茶会(じょあんちゃかい)などが有名です。
10月の掛軸は「天高秋月明」「山雲海月情」、銘も「秋色」「山路」、言葉も「ししおどし」「鬼の子」といった残暑らしくなります。
また、10月はさまざまなお茶会や茶事があります。
1日:江月忌
2日:北野神社御旅所献茶(北野天満宮、表千家)
3日:中置(なかおき)
4日:靖国神社献茶(裏千家)
5日:塩釜神社献茶(塩籠市、裏千家)
6日:仙樵忌(大日本茶道学会)
7日:銀閣寺献茶(表千家)
8日:宇治の茶祭(第1日曜日)
9日:古渓会(10月中の2日間)
10日:伊勢神宮献茶(表千家)、当麻寺茶筅供養、如庵会(10日すぎの2日間)
12日:明治神宮献茶(裏千家)
14日:水無瀬神宮献茶(表千家)
15日:熱田神宮献茶(表・裏千家、遠州流、志野流、松尾流、尾州久田流など)、東大寺献茶(表千家)
16日:楽只忌(松尾流、中旬日曜日)
17日:唐軒忌(京都市、西翁院)
19日:平安神宮献茶(三千家、薮内家)
20日:一翁忌(武者小路千家、第3日曜日)、石州俣毎歳忌(第3日曜日)
25日:伊勢神宮献茶
26日:風炉の名残り(下旬)
27日:宗達忌
28日:月次利休忌
29日:紹鷗忌(東京、護国寺)
31日:ニ条城市民茶会(10月末~11月3日)
日々の変化をその一瞬、その時に楽しめることができ、自分の毎日がかけがえのないものになりますよ!
あなたもまずはカジュアルに楽しむ茶道への第一歩を踏み出しませんか?
”茶道を通じてより楽しく豊かに生きる” お役立ち情報を発信中!お茶会やお役立ち動画などもこちらからお送りします!
LINE@wfp8288「カジュアル茶道」
お読みいただきまして、本当にありがとうございます^^素敵なご縁に感謝の思いを込めて【茶道初心者が5つのアイテムで楽しむ!カジュアル茶道】
・初心者おすすめ茶道具
※公式HP(ENGLISH)
・サービス内容
・お問い合わせ
・茶道の効果
・茶道の抹茶の効果
・茶道への思い
・茶道について
・株式会社allabout茶道ガイドとして執筆中
・大日本印刷株式会社、MEETTY公認キュレーター
・Q&A
・お客様の声-