●臨機応変にできる心の準備と用意を怠らないという心がけを学ぶことができますよ!
こんにちは、福島美香です。
茶道を通じてもっと毎日が楽しく過ごせるようになりますよ!
今回は利休七則「降らずとも雨の用意」についてです。
利休七則とは茶の湯の奥義です。
全体としては、「茶は服のよきように点て 炭は湯の沸くように置き 花は野にあるように 夏は涼しく冬暖かに 刻限は早めに 降らずとも傘の用意 相客に心せよ」です。
これには、臨機応変にできる心の準備と用意を怠らないという心がけを意味します。
こんなエピソードがあります。
ある日、利休の長男の道安が、蒲生氏郷(がもんうじさと)、細川三斎(ほそかわさんさい)、芝山監物(しばやまけんもつ)、利休居士の4名をお茶会に招く約束しました。
その前日に、利休が道安のところにいくと忙しく茶会の準備をしていたのですが、炉の準備をしていたのを勝手に炉の炭をまきちらしたり、炉壇を欠いて帰りました。
それを見つけた道安はびっくりすることもなく風炉の趣向にして用意をしたのです。
茶会の当日に、利休以外のお客は「風炉の季節ではないのになぜでしょう?」と利休に訪ねると「風炉はもともと四季を問わないものです。
今日の亭主は茶の湯の功をよく積んだものだとみえますね」とほめてから「道安は、去年からつかっている炉ではなく風炉にしたのでしょう。」と説明もしたのです。
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