目黒区を中心に訪問リハビリマッサージをしております、 指圧処 与楽 です。
ぽちぽちっとお願いします
前回、噛み合わせの話をしたのですが、口の中の環境を整えることは
非常に大切です。
タイトルにあるフレイルとは、要介護になる前の状態、健康より虚弱な状態を
いいます。
そして、オーラルフレイルとは、お口の機能の虚弱ということとなります。
以前も話しましたが、健康であるには運動、食事、睡眠の3つのバランスが整わないと難しいと話をしました。
体以外でも、口の中の環境を整えることは、食事をちゃんと取れることにもつながりますし、
飲みにくさ、誤嚥の予防ともなります。
また口の機能を落とさないためにも、自分の歯を残すことも大事です。
8020運動ということで、80歳でも歯を20本以上残そうという運動があります。
自分の歯がなく、義歯もつかっていない高齢者は認知症リスク、身体的なフレイルの発症リスクも高くなることもわかっています。
この8020運動は日本で提唱された運動ですが、開始30年で80歳で20本の歯が残っている人の割合が6倍にもなったそうです。
と言っても、歯だけではなく、かみ合わせや舌の動きなども非常に重要であり、2001年にも論文としてあるように、研究としてわかっているからこそ、介護保険や介護予防でも口腔ケアが使えるようになっているのだと思います。
自分たちで何かできる方法はというと、「パタカラ体操」「耳下腺・舌下腺・顎下腺のマッサージ」というところでしょうか?
特にマッサージはお食事前に行ってみましょう。