Thursday 18 April 2019

新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動

良くも悪くも、昭和な会社でした。

ワタシが大学を卒業をしたのは、確か1995年3月だったかなあ。
大分前の事だから、忘れちゃったよ。

でも、唯一つ忘れないのは、ワタシが就職活動をした1994年は、
今、話題になっている、就職氷河期がちょうどはじまった頃だったという事。

確か、ワタシの3年先輩くらいまではかなり売り手市場だったけれど、
2年先輩くらいの頃から、ちょっと雲行きが怪しくなり、
1年先輩の時には、さらに怪しくなり、
ワタシが就職活動した年は、出生数が多い年であった事もあいまって、
「最悪の年」だといわれていました。

でも、結局の所、フタを開けてみたら、
ワタシの年が「最悪の年」だったのは、それ以前と比べての事で、
その後、数年間「最悪の年」が続いたのですが。

まあ、それは置いといて。

その、当時としては「最悪の年」に、さらに輪をかけて、
「4大卒女子」という最悪のスペックであったワタシ。

就職活動は、人生始めての左折挫折であったといって過言ではありません。

それまでは、つまり学生時代は、まじめに勉強して良い成績をとっていれば、
男女なんて関係ありませんでした。

でも、就職活動では、ワタシより学歴も成績もイマヒトツなヤロウが、
野郎だという事だけで、良い会社に合格していくのですよ。

「世の中には、自分の努力ではどうしようもない事が存在する」

って事を、人生で初めて、身にしみて感じました。

それまで、その事を感じなかったのが、幸運だったのかもしれませんが。


というワケで、就職活動には苦労したのですが、
そこはまあ、「立ってる者は親でも使え」といいますか、
コネでも何でも、使えるものは、なんでもかんでも総動員して、
なんとか地元の中堅の会社に正社員として就職しました。

その会社が、まあ、なんとも昭和な会社だったのです。

そもそも、ワタシをコネで採用してくれたと言うこと自体が、昭和的でした。

昭和の終わり、バブル経済の頃なんかは、女子社員の採用には
コネが大きく幅を利かせていたんですよ。

特に商社などでは、採用された女子の大半は、
男性社員のお嫁さん候補でしたからね。

バブル経済の中、馬車馬のように働きまくる男性社員たちは、
忙しさのあまり、女の子と出会う機会がないので、
「それなら社内で見つけてください」と、
会社がお嫁さん候補を雇っていたのです。

当時、女子の就職に最強のスペックは、

適当に教養があって、見た目がよくて、身元のしっかりとしたお嬢さん。

学歴は、低すぎたら困るけど、高すぎる必要はない。
それよりも、身元のしっかりした女性が好まれたという印象があります。

だから、「コネならば、少なくとも身元がしっかりしているので安心。」
ということで、女子社員の採用には、コネがブイブイいわしてたのですよ。

思ったより長くなりそうなので、つづく。

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新卒で就職した会社の思い出

新卒で就職した会社の思い出(1)就職活動

新卒で就職した会社の思い出(2)当番色々

新卒で就職した会社の思い出(3)男子・女子

新卒で就職した会社の思い出(4)残業

新卒で就職した会社の思い出(5)出世競争

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