Thursday 20 February 2020

国際結婚では「何処の国に住むか」が最大の問題だと思う。

今、英王室離脱問題で世間を騒がせているハリー&メーガン公爵夫妻。

ハリー王子のアホさにあきれる声もチラホラと聞こえる中、やはり大多数の人々は、メーガン妃を非難しているようですね。

メーガン妃は王室に入る覚悟がなっていなかったとか、王室離脱したんだからメーガン妃はもう妃をつけなくてよいとか、金の亡者だとか、シャツのボタン開けすぎとか。

何から何まで非難の的です。

今のこの状態では、片手を挙げるだけで、挙げ方がなってないとか、なぜ今手を挙げるんだとか、色々と難癖をつけられそうな勢いです。

まあ、英国王室ファンの一人でありますワタシも、彼女の強引なやり方には少し思うところはありますが、それは他の人に任せるとして、ワタシが感じた事を一つ。

結局このヒト達って、国際結婚なんですよねえ。

母国語が同じ英語だから、一見問題ないようにも思えるかもしれませんが、英国と米国では、文化が全然違います。

アメリカ生まれアメリカ育ちのメーガンさんは、多分、英国の文化になじめなかったんやろうなあ。

アメリカみたいな広い国で育ったら、イギリスみたいな島国根性を理解するのは難しいと思うのですよ。

イギリス人って、島国なだけあって、ヨーロッパの中でもちょっとはみだしっ子で、なんとなく大陸ヨーロッパと一線を画した所があるんです。

それはもう、EUを離脱するくらい、はみでてる。

島国根性という意味合いでは、むしろ日本人と似てると思うくらい。

そして、物事をはっきり言わないし。

特にネガティブな事柄は、間接的に婉曲表現するイギリス英語の話し方は、京都人の話し方と通じるものがあるくらいです。(なのでワタシは、英国はけっこう快適。)

そんな英国の中でも、普通の家庭ではなく、英国中の英国、ロイヤルファミリーですもんねえ。

バリバリの英国です。

そりゃあ、息苦しかったんでしょう。

それでなくても、自分のホームから離れて、アウェイでやっていくのは大変なのに。

うっかり、名家中の名家に嫁いでしまって。

まあ、同情できないこともありません。

でも、国際結婚って、少なくともどちらか一方が、アウェイになるんですよ。

我が家のように、ワタシ(日本人)と夫(ミャンマー人)にとって第三国に住む場合は、まあ、両方にとってアウェイになるわけですが、それはそれで大変ですが、夫婦間では平等感があります。

でも、第三国で暮らすっていうのはどちらかというと少数はで、殆どの場合は、どちらかのホームで暮らす事になります。

そうなると、アウェイの方の人が、不公平感を感じてしまうんですよね。

自分は、家族や友人から遠く離れてしまったのに、パートナーは今まで通りの生活を楽しんでるわけですから。

その不公平感を緩和するためには、ホームの人は、普通の夫婦以上に、パートナーをサポートする必要があります。

アウェイの国へ引っ越す方も覚悟が必要ですが、ホームで受け容れる方が、その何倍も覚悟が必要なんだと思います。

ハリーさんはボンボンやから、その辺りの覚悟ができてなかったのかもしれませんね。

そして、メーガンさんも、アウェイの生活の大変さを今一つ上手く想像できていなかった。

国際結婚につきものの、ランゲージバリアー(言葉の障壁)がないだけに、簡単に行きそうに思ったのかもしれません。

でも、言葉が同じでも、文化が全く異なるという事実を甘く見てはいけなかったと思うのです。


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